最近スマホの異常発熱、電池消費が酷い?犯人はあの「常習犯」アプリ、対処法あり

ここ最近、Xperia 1 IIIやAQUOS R6、Xiaomi Mi 11 Lite 5Gといった最新機種から比較的古いモデルまで、複数のAndroidスマートフォンユーザーから端末が異常発熱すると言った報告や、バッテリーの異常消費の報告が上がっています。

スマホの発熱問題は機種やOSを問わず夏になるとある程度「風物詩」的な部分があり、もちろんこれも一因であることは確かだと思います。

ただ、それにしても今年、特にAndroidスマートフォンでの報告が多いなと感じていたところ、どうやら季節要因以外にも別の原因も作用している可能性が高いことが分かってきました。

最近のAndroidスマホの異常発熱・異常電池消費の原因はあの「常習犯」アプリ

この一連の発熱・バッテリー異常消費問題、どうやら原因の一つとなっているのがあの「Google Play開発者サービス」の暴走の模様。

ネット上にはこのアプリがスリープ時などにもバックグラウンドで動き続けている、という複数みられ、これが異常発熱やバッテリー異常消費の一因となっている、という指摘もみられます。

Google Play開発者サービス、と言えばAndroidスマートフォンにとってはなくてはならない基幹アプリ。
その一方で、昔から度々発熱やバッテリー異常消費、動作のモタツキといった様々な不具合の原因となる「伝統的」な問題児アプリ・プロセスでもあります。

「Google Play開発者サービス」の暴走が原因の発熱、バッテリー異常消費の対処法

この「由緒正しき」問題児アプリ、「Google Play開発者サービス」の暴走の対処法については他のサイトでもたくさん紹介されており、まず最初に行うのがアップデートが「設定」→「アプリと通知」→「X〇個のアプリをすべて表示」→「Google Play開発者サービス」→「ストレージとキャッシュ」→「キャッシュを消去」と「ストレージを消去」という方法。

ただ、今回に関していえば、この方法では問題が改善しない、という報告が多数見られます。
(とりあえずこれを試すのは良いと思いますが)

一方、この一つ目の方法が効果のない場合に行う対処法として知られている二つ目の対処法がGoogle Play開発者サービスのアップデートのインストール、つまり「初期化」。

方法:

  • 「設定」→「アプリと通知」→「X〇個のアプリをすべて表示」→「Google Play開発者サービス」
  • 画面右上のメニュー(縦ドット3つ)→アップデートのアンインストール

Google Play開発者サービスがアップデートされない、できない問題と対処法

普通であれば、アップデートのアンインストール後しばらくするとGoogle Play開発者サービスが自動で最新バージョンにアップデートされ、問題が解消、というパターン。

そして、今回もこのアプデのアンインストールを行い、最新バージョンに戻れば異常発熱や以上電池消費が大きく改善する、という報告が複数見られます。

ただ、ここで別の問題が。
なぜか今回に関していえば、アップデートのアンインストール後に同アプリがアップデートされない、という問題が多発している模様。

原因については不明ですが、さらに厄介なのは、このGoogle Play開発者サービスは現在、普通にのPlayストアアプリを開いてもアプリ自体が見つからず、手動でのアップデートができない、という点。

ただ、このGoogle Playサービスのアップデートができない、という問題については以下方法で対処可能です。

ブラウザー上でこちらリンクからGoogle Playストアの「Google Play開発者サービス」ページを表示。

「Play Storeアプリで開く」のボタンを押すと、アプリを選択するポップアップが出るので、「Google Play開発者サービス」を選択。

Google Playが開くので、「更新」をタップ。

これでGoogle Play開発者サービスが最新版にアップデートされます。

なお、発熱やバッテリーの異常消費については最近リリースされたXperia 1 IIIやXiaomi Mi 11 Lite 5Gなどで話題になっていますが、これはひょっとするとリリース時期と重なったため、という可能性もありそうです。

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