ソニーモバイルの新型Xperia、と言えば先週国内でも発売されたフラッグシップ、Xperia 1 IIIの話題で持ち切りといった感じですが、6月に国内リリースされたXperia 10 IIIも「大人気」とはいかずともコンスタントに売れている、という印象です。
しかし、このXperia 10 IIIでは以前よりディスプレイ関連の不具合が報告されていました。
具体的には画面輝度を落とした時や、黒っぽい画面で画像全体が緑色っぽくなり、同時にノイズが乗る、といった問題。
国内外を問わず大量の報告が上がっており、少なくとも個体差でないことは確実、そしてこのXpria 10 III最大の不具合といった感じでした。
しかし今回、これについて海外フォラムReddit上に朗報が投稿されていました。
海外版のXperia 10 IIIは一部で最新ファームウェア、「62.0.A.3.70」の提供が開始されており、同バージョンにアップデートをすると先の「緑画面」不具合が解消する、とのこと。
ちなみに国内ではドコモ、au、Y!mobileがこのXperia 10 IIIを取り扱っていますが、これまでにアップデートが提供されたのはドコモ版SO-52Bのみで、これは技適の誤表記を修正するだけのものだった模様。
よって、国内版Xperia 10 IIIにはまだ機能改善などを含むアップデートは未提供です。
ただ、海外版より少し遅くはなりそうですが、国内版Xperia 10 IIIも次期アップデートで緑画面問題が改善されることはほぼ確実となったので、これは既存ユーザー、そして購入を検討している方には朗報ですね。
一方で、このXperia 10 IIIでは黒っぽい色が黒つぶれする、という症状も報告されています。
これについては「緑画面」とは別問題である可能性もあるので、この最新アップデートで改善しているのかは現時点では不明です。
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