Xperiaなどで目立つAndroid 13アプデ後の画面分割の仕様変更やバグの不満

Xperia向けのAndroid 13アップデート。
国内でもすでにXperia 1 IV、5 IV、10 IV、1 III、5 IIIなど、大半の対象機種には提供済みとなっており、特にこの1週間程度でAndroid 13ユーザーが増えたという印象です。

一方、このアップデートでは今のところ広範囲で発生しているような致命的な不具合というのはなさそうですが、ユーザーからの不満として目立つのはマルチウィンドウ（画面分割）に関するもので、Twitterを中心に多くの報告が上がっています。

Android 13でのマルチウインドウ（画面分割）の仕様変更

一つ目は、Android 13へのアップデート後にマルチウィンドウを使用している際、上スワイプをした際に上下の画面両方がくっついたままタスク一覧になってしまう、というもの。

Android 12までは上画面は表示したまま下画面だけがホーム画面にアプリを選択する、といったことができたのですが、Android 13では戻って下画面だけのアプリの切り替えができなくなった、という事。

これは確かに画面分割を多用するユーザーにとってはかなり不便な「改悪」かもしれません。

もちろんこれは不具合ではなく、ほぼ確実に仕様変更だと思いますが、海外ユーザーからも複数の不満の声が上がっており、Android 13アプデ後のXperiaユーザーから最も多くの不評を買っている部分ではないかと思われます。

なお、今仕様は他のメーカーの機種でも同様なようですが、特にXperiaユーザーからの報告が目立ちます。
これについてはおそらく、Xperiaの21:9の縦長画面を生かした2画面分割表示をするユーザーが特に多いからではないかと思われます。

画面分割表示の際のバグも？

一方、Android 13アプデ後の画面分割機能では不具合・バグと思われる症状も。

特に多いのはYoutube使用時の不具合で、マルチウィンドウで画面片方をYoutubeにすると、表示が異常に小さく（縮小された状態）になってしまう、というもの。

これについてはおそらくOS側、あるいはアプリのバグだと思われ、アプリの再起動で解消するといった報告も。

いずれにせよ、Xperiaを中心にAndroid 13アップデート後の機種でマルチウインドウに関する不満の声が多いのは事実。
同機能を多用する、という方は少し様子見をするのも一手かもしれません。