先日、ドコモやソフトバンクなど、一部の国内版Xperia 10 IV向けに提供されたAndroid 13アップデート。
このアップデート後に、一部で発熱に関連?する不具合の報告が上がっていることが判明しました。
具体的には、Xperia 10 IVをAndroid 13へアップデートした後から「本体温度の上昇」という端末の発熱に対する警告メッセージが頻繁に出る、というもの。
価格.comや5ちゃんねるなどで報告がみられ、場合によってはウェブブラウジングといった軽い動作を行っているだけでメッセージが出てくるという報告も。
本体温度の上昇メッセージは温度制御アプリによるもので、メッセージが出ること自体は不具合ではありません。
が、問題はAndroid 13アップデート直後からこの温度制御アプリからのメッセージが頻繁に出るようになった、という点。
これ、普通に考えればAndroid 13アップデートによる何らかのバグなどで、余計なプロセスが増えて発熱を引き起こしている可能性が高そう。
ただ、ミッドレンジモデルでしかも冬場に警告が出るほど端末温度が上昇する、というのはあまりないように思えます。
また、一部では端末温度が30度くらいでも警告メッセージが出るといった報告もあるので、実際には過度な発熱によるものではなく、温度制御アプリが誤作動を起こしている、という可能性も。
ただ、いずれにせよこの温度制御が作動すると、バックグラウンドアプリが強制終了したり、チップセットの処理速度が制御されたり、といった障害がでるようなので、ソニーには早めの改善に期待したいところです。
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