ソニーモバイルの2023年フラッグシップ、と言えば、なんといってもXperia 1 IVの後継機「Xperia 1 V」。
カメラ周りの仕様は前モデルから大幅なアップグレードがされそうな気配もありますが、まだこれについても確実とは言えない状況です。
そんな中、この次世代Xperiaフラッグシップのディスプレイに関する新リーク情報がWeibo上で見つかりました。
次世代のXperiaハイエンドフラッグシップはLTPOを採用するが、このLTPO可変リフレッシュレートが4Kディスプレイに使えるかどうかは不明。
LTPOは「Low Temperature Polycrystalline Oxide (低温多結晶酸化物)」の略で、有機ELや液晶のディスプレイを駆動する技術の一つで、同技術を搭載したディスプレイではこの画面のリフレッシュ動作を省電力で行えるだけでなく、表示内容に変化がない場合は1Hzまで同じ画面を書き換えずに表示したままにできるというもの。
すでに一部のハイエンドモデルでは2021年ごろから採用が始まっており、最近の機種でLTPO+変速リフレッシュレートと言えば、今年のGalaxy S22 Ultraが有名。
同モデルは表示コンテンツや使用状況に応じて、リフレッシュレートが10Hz-120Hzの間で変化します。
また、iPhone 14 Proシリーズなどはリフレッシュレートを1Hzまで落とせるとか。
Xperia 1 VもようやくLTPO採用、でも4Kでの使用は不可?
そして今回の情報によると次期Xperiaフラッグシップ、つまりXperia 1 VでもようやくこのLTPO技術が採用されるとのこと。
ただ、この「4Kディスプレイに使えるかどうかは不明」という部分は一瞬???といった感じで、Xperia 1 Vに4Kディスプレイは搭載されない、という意味かとも思いました。
が、どうやらそうではない模様。
要はこの次世代Xperiaには4Kディスプレイ+LTPOが搭載となるものの、4Kでのコンテンツ表示の際にLTPOの「売り」である変速リフレッシュレート表示はできない可能性がある、ということではないかと思われます。
よって、Xperia 1 Vでも4K表示の際はリフレッシュレートがこれまで通り、60Hzか120Hzに固定される可能性が高そうです。
ただ、Xperiaで4K表示されるシチュエーションというのはかなり限られており、ほとんどの場面でFHD+表示と言われています。
よって、仮に4K表示時にこの可変式リフレッシュレートが作動しないとしても、全体としてのディスプレイの消費電力はかなり押さえられるのではないかと思います。
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