Xperia 1 IV、Android 13アプデでベンチマーク性能の自己最高記録を塗替え

先日、ソニーが例年よりかなり早いスケジュールで提供を始めたXperia 1 IVおよびXperia 5 IV向けのAndroid 13アップデート。

先日、このAndroid 13でXperiaに追加される新機能についてお伝えしたばかりですが、どうやらこのアップデートでは端末の性能にも変化がある可能性がでてきました。

Xperia 1 IV、Android 13アプデでベンチマーク性能の自己最高記録を達成

以下はGeekbench上に掲載されていた、Android 13アップデート済みのXperia 1 IV (英国・欧州版)のベンチマークスコア。

ご覧のように、マルチコアのスコアは3742ポイントとなっており、これは他のSnapdragon 8 Gen1を搭載した機種では特別珍しいハイスコアではありません（高めのスコアではあります）。

ただ、過去の欧州版Xperia 1 IVのGeekbenchベンチマークスコアを調べてみましたが、Android 12搭載でマルチコア3700ポイント以上を記録しているものは見つかりませんでした。

また、マルチコア3600ポイント台もかなりレアなので、このAndroid 13搭載Xperia 1 IVは少なくとも欧州版ではベンチマークスコアにおける自己最高記録を更新した、ということになります。

ちなみに、Android 13アップデート後のXperia 1 IVのベンチマークスコアはまだ数が少なく、統計的にどの程度性能が変化したかを出すには不十分です。

よって、Android 12→13アプデにより平均でどの程度変化しているのかはもう少し様子見が必要ですが、少なくとも性能の「上限」はアップしたと言ってよさそうです。