ソニーモバイルのXperiaスマートフォン。
カメラ評価ではここ数年振るわない同モデルですが、一部では「見栄えの良い写真」よりも色の再現性に一貫してこだわっている姿勢が再評価されている傾向も。
そんな中、このXperiaに搭載のカメラアプリに新たな機能、具体的には「撮影モード」が追加される可能性が出てきた模様です。
Reddit上に投稿されていたものですが、元の情報はドイツ語。はっきりとしたソースは不明です。
ただ、その内容はなかなか興味深いもので:
ソニーはXperiaのカメラアプリに追加する新しい撮影モードを開発しているようで、これは色の再現性よりもユーザー受けを狙ったカラーリングにチューニングされているようです。
ただ、この新機能がAndroid 13で搭載されるのか、次世代Xperiaで搭載されるのか、そしていつ搭載されるのかは不確定です。
現在、Xperiaフラッグシップのカメラアプリは数世代目に標準カメラアプリがPhotography Proに統合され、その代わり、アプリで一般的なスマホカメラアプリに準じた「BASIC」モードと、本格的なデジタルカメラ仕様のモード(AUTO、P、S、M、MR)に分かれています。
しかし、今回の情報によるとAndroid 13、あるいは次世代Xperiaではモードがさらに追加され、さらにこのモードはいわば一般受けする写真を取るためのモード、といったニュアンスに受け取れます。
「一般ユーザー受けするカメラ」でも再評価を狙ってる?
大昔、具体的にはXZシリーズの初期まででしょうか。
過去のXperiaのカメラ評価は非常に良く、DXOMarkでトップ評価を獲得したこともあります。
しかし、スマホの画像処理技術が進み、SNS上で「映える」鮮やかな写真を再編集してくれるソフト的な画像処理性能が重視されるにつれ、Xperiaのカメラ評価は徐々に低下。
一方、ハイエンドXperiaのカメラ、特にXperia 1シリーズやXperia Proシリーズはありのままのカラーを再現する性能などにおいて、こだわった写真をとりたい一部のユーザーからは支持を受け続けていたことも事実です。
しかしここにきてカメラアプリにユーザー受けする写真を撮れるモードを用意することで、「一般ユーザー向けのカメラ」としてのXperiaの評価再上昇を狙っているのかもしれませんね。
ソース:Reddit
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