先日、ドコモからの発表で明らかになったXperiaスマートフォン向けのAndroid 13アップデート対象機種。
ハイエンドではXperia 1 III以降、ミッドレンジではXperia 10 III以降、そしてエントリーモデルではXperia ACE II以降が対象となることが確定しました。
そんな中、Android 13を搭載した少し意外なXperiaモデルのベンチマークスコアが発見されました。
SOG08という型番のモデルで、これはau版のXperia ACE IIIのもの。
同機種はSnapdrago 480 5Gを搭載したソニーの2022年エントリーモデルです。
最新Android OSへのアップデート、というのはどこのメーカーでも大体最新ハイエンドモデルから、というのが慣例となっていますが、ミッドレンジ以下のモデルに最初にバージョンアップが提供された前例、というのがなかったわけではありません。
また、今回のベンチマークスコアはGeekbench上で直接掲載が確認できるもので、しかも同じAndroid 13搭載のSOG08のものが数個存在します。
もちろん、非公式なカスタムロムという可能性も排除はできませんが、国内専売のエントリーモデルで最新OSのカスタムロムを開発するケース、というのはかなり稀。
よって、これは「本物」である可能性が非常に高く、だとするとソニー製スマホで最初にAndroid 13アップデートが提供されるのはXperia 1 IVや5 IVといったフラッグシップではなく、この最新エントリーモデル、Xperia ACE IIIになる、といった可能性もありそうです。
追記:
その後、ドコモ版のXperia ACE III、SO-53CでもAndroid 13を搭載したベンチマークスコアが発見されました。
au版とドコモ版の両方でAndroid 13搭載の機種が発見された、ということは、ひょっとすると本当にこのXperia ACE III向けのAndroid 13アップデートはXperiaでは最初、という可能性がありそうです。
ソース:Geekbench
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