「Moto」や「Motorola」ブランドでスマートフォンを展開する中国のLenovo。
同社の未発表スマートフォンに関して、少し興味深い情報がでてきました。
91mobilesが伝えたもので、以下はレノボが開発中の未発表スマートフォンモデルの画像とのこと。
同社は中国などでは「Lenovo」ブランドでもスマートフォンを展開しているので、これ自体はよくある未発表モデルのリーク画像、といったところ。
しかし興味深いのは画像の一部で:
かなりぼやけてはいますが、確かによく見ると「ThinkPhone」と刻印されています。
中国企業のLenovoは2004年にIBMのPC事業部を買収。そのまま同社のパソコンブランド「ThinkPad」も引き継いでおり、今回の「ThinkPhone」はそのThinkPadに由来していると考えられます。
つまり、同社は今後、おそらくLenovoのサブブランドとして「ThinkPhone」シリーズのスマートフォンを展開する可能性がある、ということに。
また、ソースサイトによるとさらに興味深いのはこのモデルがすでに存在が確認されているモトローラのコード名「Bronco」と異名同一機種である可能性が高い、という点。
さらに、このBroncoはモトローラが年末にもリリースすると言われているMotorola Edge 40シリーズに属するモデルと言われており、同モデルはSD8Gen2搭載上位モデルの「Canyon (おそらくMotorola Edge 40 Pro)に対して同一チップセット、あるいはSnapdragon 8+Gen1が搭載される模様。
Lenovoと言えば10年ほど前にGoogleからMotorolaを買収し、現在では「Motorola」あるいは「Moto」のブランド名で複数のスマートフォン機種を展開。
今年は国内でも同社としては初の「日本仕様」と言われるmoto g52j 5Gをリリースし、SIMフリーモデルの中ではトップレベルの人気となりました。
その大元であるLenovoがさらにスマートフォン市場でのシェア拡大を狙っている、といったところでしょうか。
ソース:91mobiles
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