2022年に国内で発売された「プレミアムフラッグシップ」と言えばソニーのXperia 1 IVとサムスンのGalaxy S22 Ultraの2機種でしょう。
これら現行2機種に限らず両シリーズは過去モデルでも価格が似通っており、常にいろんな意味で比較対象となる2シリーズと言えます。
一方、このような値の張るハイエンドモデルとなると、特に買い替え頻度の高いユーザーの中には下取りを前提に新機種を購入する、という方もかなり多いという印象。
というわけで今回は、Galaxy S Ultraシリーズ、そしてXperia 1シリーズで過去モデルを下取りに出し、新型モデルに乗り換えた際の「実質コスト」を比較してみたいと思います。
Xperia 1 IVとGalaxy S22 Ultra、旧モデル下取りでの「実質価格」はどれくらい違う?
前提:
- ここではいずれ機種もドコモ版の発売時端末価格を基準に計算。
- また、Xperia 1 III→Xperia 1 IVへの乗り換えとGalaxy S21 Ultra→Galaxy S22 Ultraへの乗り換えという仮定。
- そして下取り価格は国内最大手、イオシスでの価格を参考にします。
まず、Xperia 1 IVおよびGalaxy S22 Ultraのドコモ版の発売時価格(割引なしの本体価格は):
- Xperia 1 IV SO-51C:190,872円
- Galaxy S22 Ultra SC-51C:183,744円
- 差額:7,128円
そして次は下取りに出すXperia 1 IIIおよびGalaxy S21 Ultraそれぞれのモデルの下取り価格(中古、傷等なし):
- Xperia 1 III SO-51B:86,000円
- Galaxy S21 Ultra SC-52B:89,000円
- 差額:3,000円
最後にXperia 1 IIIおよびGalaxy S21 Ultraの発売時価格:
- Xperia 1 III SO-51B:154,440円
- Galaxy S21 Ultra SC-52B:151,272円
- 差額:3,168
つまり、Xperia 1 IIIとGalaxy S21 Ultraでは発売時の価格はXperia 1 IIIの方が高いのに、下取り価格ではそれが逆転してしまっている、ということに。
その結果、Xperia 1 III→Xperia 1 IVへの乗り換えと、Galaxy S21 Ultra→Galaxy S22 Ultraへの乗り換え総コストを比較すると1.3万円以上も差が出る、という結果に。
少し前までは国内ではXperiaフラッグシップとGalaxyフラッグシップではXperiaの方が中古価値が高かったと記憶しているのですが、いつの間にかこれが逆転しているようですね。
ソース:docomo、イオシス
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