本日正式発表された新型Xperia、「Xperia 5 IV」。
外観的にもスペック的にも直前に発見・リークされていた情報どおりと言った感じで、これといったサプライズ内容はありませんでした。
一方、同モデルは国内では未発表ながら、すでにドコモ、au、ソフトバンクが2022年秋冬モデルとしてリリースされることが確実。さらにSIMフリー版の型番も見つかっています。
というわけで今回は、まだ未発表の国内版Xperia 5 IVの価格をすでに明らかになっている米国版モデルの価格から推定してみたいと思います。
Xperia 5 IVの国内版モデル価格予想
このXperia 5 IV、米国版モデルの価格は999ドルとすでにアナウンスされています。
そこでまずは兄弟モデル、Xperia 1 IVとの価格差を基に、国内版Xperia 5 IVの価格を予想してみます。
Xperia 1 IVの米国版価格は$1,599なので、同国でのXperia 5 IVの価格は1 IVよりも約6割も安い、とうことになります。
一方、国内でのXperia 1 IVの各キャリア版の端末一括価格は:
ドコモ:190872円
au:192930円
ソフトバンク:199,440円
これらに米国版のXperia 5 IV/1 IVの価格差比率をかけると、各キャリアのXperia 5 IVの価格は:
- ドコモ版 Xperia 5 IV SO-54C:118,340円
- au版 Xperia 5 IV SOG09:119,616円
- Softbank版 Xperia 5 IV A204SO:123,652円
ということに。
一方、前モデルに相当するXperia 5 IIIをベースに考えると、まず、同モデルの米国版価格は999ドル、つまり同国でのXperia 5 IVの価格は前モデルから据え置き、ということになります。
(ちなみに数週間前にXperia 5 IVの海外での価格は前モデルから据え置き、という情報がありましたが、結局この情報は正確なものだったようですね)
よって、国内モデルも同様に価格が据え置きであれば:
- ドコモ版 Xperia 5 IV SO-54C:113,256円
- au版 Xperia 5 IV SOG09:121,405円
- Softbank版 Xperia 5 IV A204SO:137,520円
ただ、昨年のXperia 5 III発表・リリースと比べると、ドル円はかなり円安になっているので、普通に考えれば日本円での価格はこれよりも高くなることが予想されます。
よって、これら2つの米国モデルの価格をベースにして総合的に考えると、Xperia 5 IVの国内キャリア版価格は安ければ11万円台、高くて13万円台、最も可能性の高い価格帯としては12万円台といったところでしょうか。
ちなみにドコモ版のGalaxy S22の発売時価格は約12.7万円でした。
ほぼ同クラスのスペックを搭載した機種として考えると、Xperia 5 IVの価格が12万円程度であれば、現在の市場では「普通の価格」と言えそうです。
また、前世代モデル、Xperia 1 IIIとXperia 5 IIIの価格差は大まかに4割程度だったので、今回のXperia 1 IVとXperia 5 IVはかなり価格差が大きい、ということに。
これはやはりXperia 5 IVで85-125mm相当の光学ズームを削ったことが大きそうですね。
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