Googleの展開するスマートフォンの一つ、Pixel 6。
少し前に、同モデルの純正ケースが購入後短期間で黄ばむ、変色するという問題が多発している、という件についてお伝えしました。
これについてはケースの素材であるポリカーボネートと熱可塑性エラストマーのどちらかに問題があるのでは?とも言われていますが、いずれにせよ、サードパーティー製ケースと比べて割高な純正ケースとしてはあまりにも変色するのが速すぎる、といったところです。
「変色」だけでなく「変形」も
しかし今回、この同じPixel 6の純正ケースで今度はケースの形が変形する、という別の問題が多発していることが明らかになりました。
Android Policeが伝えたもの。
端末上部と右側側面のカバーが盛り上がって変形しているのが分かります。
一見、発熱などによる変形のようにも見えますが…
Android Police曰く、この変形の原因の一つは、本来、衝撃から保護の目的でケースの内側に使用されるはずの熱可塑性エラストマがこのケースでは外側に使用されているため、とのこと。
ただ、問題はそれだけでなく、ケースのボタンのような部分は、繰り返し押されることで機械的なストレスにさらされるとのこと。
そして押すことによる変形は、通常ならば力がかから無くなれば元に戻るはずなのですが、形状の変化がそのままになってしまう、という問題もある模様。
つまり、ボタン部分などでケースの一部が押されることで、別の部分にしわが寄ってしまう、ということではないかと思われます。
なお、国内ユーザーからも同様の報告がちらほら。
それにしてもPixel 6シリーズがリリースされたのは昨年10月なので、ケースも長くて8か月程度しか使っていない、ということに。
が、画像の劣化具合を見ると何年も放置した樹脂のような状態になっており、原因が何であれ、あまりにも低い品質と言わざるえません。
今更「新型ケース」をリリースするのは難しいかもしれませんが、せめてGoogle側には返金や交換対応をして欲しいところです。
ソース:Android Police
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