ソニーの最新フラッグシップモデル、Xperia 1 IV。
昨日、複数の国内ユーザーからこのXperia 1 IVの望遠カメラで撮影した画像でピントが合わずボケる、という件についてお伝えしました。
この問題についてはストレージの削除で若干改善するといった報告も紹介しましたが、これについてはどうやらややマシになる程度、といった感じの模様。
しかし今回、海外メディアがこのXperia 1 IVの「望遠カメラボケ問題」に関する明るいニュースを提供していました。
6月8日更新:Xperia 1 IVに新ファームウェアのアップデートが行われ、望遠カメラの画質が改善されました。写真と動画の画質の所見とサンプルを更新しました。
要は、海外モデル(おそらく欧州向けモデル)に提供された最新のファームウェアアップデートで一連の望遠カメラのボケ問題が修正された、ということ。
同サイトはXperia 1 IVの正式発表とほぼ同時にレビュー記事を掲載しており、その中で国内ユーザーが指摘しているのと同じ、望遠カメラで撮影した画像がぼやける、という問題を指摘していました。
(同サイトは特に125mm、5.2倍ズームで撮影した際の画像のボケを指摘していました)
残念ながらアップデート前のサンプル画像はすでに新しいものに置き換えられてしまっているようで、アプデ前後の作画を比べることはできません。
が、このアップデート後のXperia 1 IVの望遠カメラ(5.2倍ズーム)で撮影した画像を見る限りではピントはちゃんと合っており、十分シャープな画像になっていると思います。
また、同サイトはアップデート後の望遠カメラについて:
最新のファームウェアアップデートにより、5.2倍ズーム写真のシャープネスとコントラストが改善されました。3.5倍の写真と比べるとまだ若干ソフトで、若干ノイズが多い(開放F値はF2.8対F2.3)ですが、フォーカスに問題はなく、すべてのサンプルが十分にシャープでした。
しかし、フォーカスに問題はなく、すべてのサンプルが十分にシャープでした。
つまり、最大光学ズームは、十分なディテールと適度なシャープネス、そして驚くほど自然な処理で、素晴らしい写真を提供してくれるのです。色彩、ダイナミックレンジ、コントラストも、これまで見た他の写真と同様に素晴らしいものでした。
要は、今回のアップデートによりこのXperia 1 IVの望遠カメラは「問題児」から一気に素晴らしいカメラに変化した、ということ。
国内キャリア版のXperia 1 IVにはまだ発売後、1度もアップデートは提供されていません。
ただ、この望遠カメラボケ問題はかなり広範囲で報告が上がっており、再現性も非常に高いという印象。
よって、国内モデルに関しても比較的早くアップデートによる修正が行われるのではないかと思います。
ソース、画像:GSMArena
コメント