ドコモ、au、ソフトバンクの国内3キャリアから一斉発売された新型Xperia、Xperia 1 IV。
この最新フラッグシップモデルについては先日、カメラセンサーがオール・ソニー製であることが判明した、という件についてお伝えしました。
この情報自体は間違いないのですが、今回、このXperia 1 IVのカメラ「モジュール」に関連する少し気になる情報がでてきました。
以下はEsato上のユーザーが投稿していたもの:
The sensors are all Sony but the camera module not actually made by Sony, its 1x LG Innotek + 2x Samsung Electro-Mechanics + 2x Sunny
(Xperia 1 IVに搭載の)カメラセンサーはすべてソニーだが、カメラモジュールは実際にはソニー製ではなく、1x LG Innotek + 2x Samsung Electro-Mechanics + 2x Sunnyである。
フロントカメラやToFセンサーを含めると、Xperia 1 IVには5つのカメラモジュールが搭載されていますが、今回の情報によるとこのうちの1つはLGイノテク(韓国)、2つはサムスン電機(韓国)、そして残りの2つはサニー・ジャパン(日本)が製造している、ということに。
つまり、カメラモジュール自体は一つもソニー製のものはない、ということになります。
「カメラモジュール」という言葉に明確な定義はないようですが、一般的には:
カメラモジュールは、レンズ部、撮像センサー、センサーの出力データ処理部、及びカメラシステムからなります」
カメラ事業奮戦記より
つまり一口に「カメラ」といっても、その全体を様々な部品で構成されており、カメラセンサーはその一部でしかありません。
むしろ「カメラモジュール」こそが「カメラ」とも言えるので、Xperia 1 IVはセンサーはすべてソニー製採用しているもののカメラそのものはすべて非ソニー製とも言えます。
ちなみにXperia 1 IIIおよびその他の過去のXperiaフラッグシップのカメラ「モジュール」がどうだったのか、という点については言及がないので、これが今回のXperia 1 IVで新たに採用したカメラ周りの仕様なのか、以前から一部でサムスン製カメラモジュールが使用されていたのかは不明です。
また、カメラモジュールがソニー製ではないからとって、ソニー製よりも品質が劣るという確実な情報はどこにもありません。
ひょっとして以前よりXperiaに搭載のカメラ「モジュール」はすべて他社製だった、なんてこともあるのでしょうか?
ソース:Esato
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