サムスンの2022年フォルダブルスマホの一つ、Galaxy Z Filip4。
この未発表モデルのものとされるベンチマークスコアがGeekbench上で発見されました。
SM-F721Uという型番で、これは過去のパターンからして未発表のGalaxy Z Flip4のものということになります。
一方、搭載チップセットを判別するのに役立つ「Motherboard」の項目は「taro」となっており、これはSnapdragon 8 Gen1のものです。
Snapdragon 8 Gen1 Plusは全コアがクロックアップ
ただ、動作周波数を見るとSnapdragon 8 Gen1と比べて高効率コア、パフォーマンスコア、プライムコアのすべてのクロックスピードが上がっています。
特に3つあるパフォーマンスコアが2.50GHz→2.75GHzへと大きくクロックアップされているのが興味深いところ。
過去にリリースされたSnapdragon 800シリーズのアップグレード版では基本的にプライムコアのみのクロックスピードがアップする、というのがほとんどで、全種類のコアの動作周波数がクロックアップされる、というのはおそらく初めてではないでしょうか?
ただ、ベンチマークスコアそのものはレギュラーのSnapdragon 8 Gen1でも十分に出せるスコア。
この一つのベンチマーク測定結果だけでは何とも言えませんが、クロックスピード上昇が実際のベンチマークスコアにどの程度影響があるのかはもう少しサンプルサイズが増えるのを待つ必要がありそうです。
ソース:Geekbench
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