先週、国内でもドコモとauの春夏モデルとして発売されたGalaxy S22。
上位モデルのGalaxy S22 Ultraと比べると、人気は若干劣るという印象ですが、それでもハイエンドにしてはまだ手の出やすい価格帯という事もあり、それなりの売れ行き、という印象。
そして今回、カメラ評価で有名な海外サイト、DXOMarkがこのGalaxy S22 (Snapdragon版)のバッテリーテスト結果を掲載していました。
DXOMarkのバッテリーテストはカメラ評価と比べるとまだ比較的新しい指標なので、カバーされていない機種の方が多い、といった感じ。
それでもすでに64機種の評価がされており、Galaxy S22 (Snapdragon版)の順位は下から5番目の60位。Exynos版はさらに悲惨でなんと最下位になっています。
ちなみにDXOMarkのバッテリーテストの総合評価ポイントは電池持ちだけでなく、充電時間や電力効率なども含めています。
ただ、上の内訳をみても電池持ちを示す「Autonomy」は43ポイント。
電池持ち時間も1日15時間となっており、これは同じSD8 Gen1搭載のOppo Find X5 Proと比べてもかなり劣る評価。
最近の機種で通常使用で2日持たない機種、というのは少し珍しいかもしれません。
また、数日前にはPC Markのバッテリーベンチマーク比較で、S22とS21のバッテリー持ちに大きな差はない、という件をお伝えしましたが、今回のDXOMarkの評価を比べると:
バッテリー持ち時間にして1.5倍近い差がでており、これは無視できない違いです。
また、同サイトはバッテリーテストの最後に以下のような問題点を指摘しています:
- 適度な使用で2日未満の電池持ち
- 一晩で平均4.5%の残量減
- 5%を超えるとバッテリー残量一気にゼロに
- 4G回線でゲームや音楽ストリーミングを行った場合の持続時間が非常に短い
- 外出先でのテストでは、ソーシャルアプリをスクロールしているときの持続時間が短い
- 長い充電時間:フル充電まで1時間43分
なお、現時点で、Snapdragon 8 Gen1搭載版のGalaxy S22 Ultraのバッテリーテストは未掲載です。
同モデルは無印のS22と比べると幾分バッテリー持ちは良いとは言われていますが、ユーザーからの口コミ評価を見ている限りではイマイチという声も少なくありません。
よって、S22よりは良いものの、このランキングではかなり下の方になるのではないかと思われます。
ソース:DXOMark
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