シャオミが国内でも展開するハイコスパ・ハイエンドスマホ、Xiaomi 11T Pro。
同社が日本で販売する機種では唯一のSnapdragon 888、というかSnapdragon 8シリーズ搭載のモデルですが、昨日、このXiaomi 11T ProにもようやくAndroid 12ベースのMIUI13アップデートの提供が開始された模様です。
配信はまだ一部ユーザーのみの可能性も
一方、Xiaomiスマートフォンのファームウェアを配布している非公式サイトXiaomi Firmware Updaterを見てみたところ:
確かに3月22日付でAndroid 12ベースのMIUI13ファームウェア「V13.0.1.0.SKDJPXM」の配信は開始されている模様です。
ただ、少し気になったのはROMタイプがStable (安定板)ではなくStable Beta (安定ベータ版)となっている点。
というのも、基本的に一般配布されているXiaomi/Redmiスマホ向けのファームウェアはすべて「安定板」となっているはず。
これ、違いが気になったので調べてみたところ、mi公式コミュニティー上に説明がありました。
要は、Satable Beta版はランダムに選ばれたユーザーに対して配信されるバージョン、とのこと。
XiaomiのROM開発→正式リリースは大きく3段階に分けて行われるようで:
- ベータ版:Miパイロット・プログラムに登録したユーザーのみ
- 安定ベータ版: ランダムに選ばれた一般ユーザー
- Stable(安定)版:すべてのユーザー
ちなみに大きなバグや不具合など発見され、安定ベータ版の配信が中止にでもならない限り、 安定ベータ版 と安定板のファームウェア内容は同一、とのことです。
ただ、どうやら全ユーザーに一斉配信開始、というわけではないようなので、アップデートが降りてこない、という方も複数出てくると思われます。
そういった場合は安定板リリースまで気長に待つようにしましょう。
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