Snapdragon 8 Gen1のベンチマーク性能、ミッドレンジ向けのDimensity 8100にも敗北か

クアルコムの最新ハイエンド向けチップ、Snapdragon 8 Gen1とMediatekのDimensity 9000。

これら2つのチップ、少なくともベンチマーク上の性能ではDimensity 9000の性能がSnapdragon 8 Gen1よりも上、ということはいろんなメディアが伝えています。

一方、先日、MediaekがDimensity 9000の下位チップとして正式発表したのがDimensity 8100。

そして今回、このDimensity 8100を搭載した未発表モデルのベンチマークスコアが発見された模様です。

シングルコアのスコアは900ポイント台と低めですが、マルチコアは3900ポイント台。中には4000ポイント台に達しているものもあります。

一方、以下はSnapdragon 8 Gen1を搭載した最新のGalaxy S22シリーズおよびXiaomi 12シリーズのベンチマークスコア。

Galaxy Sシリーズはほぼ毎世代、他のスナドラ800番台搭載機よりベンチマークスコアが低めなので、あまり比較にはなりませんが、Xiaomi 12でもマルチコアの平均は3500~3600ポイントといったところ。

明らかにベンチマーク上のマルチコアの性能ではSnapdragon 8 Gen1の方がDimensity 8100よりも低い性能ということになります。

これまでの情報ではDimensit 8100の性能はSnapdragon 888程度で、その性能は「アッパーミドル」もしくは「準ハイエンド」向け程度と言われていました。

しかし今回のベンチマーク測定結果を見ると同チップの性能は明らかにクアルコムの最新ハイエンド向けチップの性能を凌いでいます。

このDimensity 8100を搭載したモデルは今年後半から本格的に展開されると予想されていますが、「ミッドレンジ向け」でこの性能を出されると、クアルコムのSnapdragon 7シリーズはかなり苦戦しそうですね。

ソース:Geekbench

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