Dimensity 9000は「不安定」な可能性、Snapdragon 8 Gen1とのベンチマーク比較でスコアにばらつき

先日Oppoが正式発表した新型フラッグシップモデル、Oppo Find X5 Pro。

過去2年のパターンに沿うのであれば今年もauが春夏モデルとして取り扱うことになりそうです。

そんなOppo Find X5 Proですが、少なくとも中国ではSnapdragon 8 Gen1搭載版とDimensity 9000搭載版の2種類がリリースされることが確定しており、価格的にはDimensity 9000の方が日本円で9000円程度安くなっています。

一方、Dimensity 9000はOppo Find X5 Proの発表前からAntutuやGeekbenchでのベンチマークスコアが発見されており、そのスコアはSnapdragon 8 Gen1よりも上、とされています。

そんな中、このDimensity 9000およびSnapdragon 8 Gen1を搭載したOppo Find X5 ProのベンチマークスコアがGeekbench上で複数発見されました。

Oppo Find X5 Pro (Dimensity 9000版)のベンチマークスコア

Oppo Find X5 Pro (Snapdragon 8 Gen1番)のベンチマークスコア

Dimensity 9000、ベンチマーク平均性能では圧倒的も不安定?

ご覧のように、Dimensity 9000版のシングルコアは1200ポイント台、マルチコアは4200ポイント台を出しているものが複数あり、平均でみるとSnapdragon 8 Gen1搭載版よりも3割程度高いスコアとなっています。

ただ、今回の測定結果を見ると、Dimensity 9000では3000ポイントを下回るスコアが散見され、Snapdragon 8 Gen1よりもスコアのばらつきが大きいことが分かります。

スコアがこれだけ下がる、というのは何らかのスロットリングなどが原因と考えられますが、これについては少し気になるところ。

安定性という言う意味ではSnapdragon 8 Gen1の方が優秀と言えるかもしれませんね。

データソース:Geekbench

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