台湾のスマートフォンメーカー、HTCがかなり久しぶりにフラッグシップモデルをリリースするようです。
台湾メディアのDigiTimesがMWC2022でのHTCイベントで同社の重役、Charles Huang氏から確認を取った情報としてつたえたもので、これによるとHTCは来月にも新型フラッグシップのリリースをリリース予定とのこと。
また、この次期HTCフラッグシップは、「Viveverse」と名付けられたHTC独自のオープンソースのメタバースプラットフォームに統合されたVRとARに焦点を当てたモデルになるとも報じられています。
ちなみにHTCは最近も散発的にエントリーモデルやミッドレンジモデルをリリースはしていますが、ハイエンドフラッグシップモデルをリリースしたのは2018年のHTC U12+が最後。
つまり、HTC製フラッグシップモデルの投入は実に4年ぶり、ということになります。
ちなみに「フラッグシップ」と言えば普通はハイエンドモデル、そしてハイエンドモデルと言えばSnapdragon 8 Gen1搭載が濃厚ですが、今年はMediatekもDimensity 9000を展開しているので、必ずしもクアルコム製チップを搭載とは限りません。
HTCはAndroidスマートフォンが国内で普及し始めた頃は「Butterfly」シリーズで一世を風靡したこともあるメーカーで、まだ記憶に新しい、という方もいるのではないでしょうか。(私はこのHTC Butterflyシリーズのデザインが当時大好きでした)
そういった意味で、日本でもカムバックを果たしてほしいところですが、ここ最近同社が日本でスマートフォンを展開していないという点からすると現実的には可能性は低そうですね。
ソース:DigTimes
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