台湾のチップメーカー、Mediatekが昨年11月に発表した同社初の本格ハイエンド向けチップ、と言えばDimensity 9000。
一方、以前よりリーク情報が相次いでいるのが、同チップのワンランク下のチップセット、Dimensity 8000で、来月初めにも正式発表されると言われています。
そんな中、Weibo上の有名リーカー、Digital Chat Station氏がこのDimensity 8000のAnututuにおけるベンチマークスコアを投稿していました。
今回の情報によると、Dimensity 8000のAntutu V9の総合ベンチマークスコアは約82万点。
100万ポイント近いスコアを出すSnapdagon 8 Gen1やDimensity 9000には及びませんが、平均で70万ポイント台後半のSnapdragon 888よりはかなり上の性能、ということに。
また、このDimensity 8000は当初、Snapdragon 700番台相当のアッパーミッドレンジ向けチップとも言われていましたが、今回、Digital Chat Station氏は同チップを「軽量級フラッグシップ向けチップ」と呼んでます。
確かにSnapdragonで最新のSnapdragon 8 Gen1とSD888との間の性能であれば、フラッグシップレベルの性能というのはふさわしいと思います。
また、同氏はこのDimensity 8000について、ベンチマーク性能自体よりも電力効率についてかなりSnapdragonよりもアドバンテージがあるとみている模様で、省電力性能については非常に気になるところです。
ソース:Weibo
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