AndroidスマホでSteamやXbox Game PassのPCゲームが遊べる「Droid Deck」が進化

AndroidスマートフォンやタブレットでPCゲームを動かせるアプリ「Droid Deck」が、Xbox Game Passへの対応を追加しました。Steamのゲームを端末上で直接実行できることが特徴で、今後はインディーゲーム配信プラットフォームのitch.ioにも対応する予定とされています。

Steam Deckのような操作画面をAndroid端末上で再現し、PCゲームを持ち運んで楽しめるDroid Deck。クラウド経由でゲーム映像を受信するストリーミング方式とは異なり、対応するゲームを端末上で実行できる点が大きな特徴です。

Android端末でPCゲームを直接実行

Droid Deckは、Android端末を携帯型ゲーム機のように利用できるアプリです。Steam DeckのSteamOSを思わせるインターフェースを採用しており、Steamのゲームライブラリーにアクセスしてプレイできるよう設計されています。

一般的なリモートプレイとは異なり、SteamをインストールしたPCから映像をストリーミングする必要はありません。ゲームを端末上で直接動かす仕組みで、Steam Deckと同様にProton互換レイヤーを利用してWindows向けゲームの実行を目指します。

ただし、Android端末ですべてのPCゲームが動作するわけではありません。ゲームごとの互換性に加え、端末のCPUやGPUの性能、メモリー容量なども動作に影響します。

また、microSDカードによるストレージ拡張に対応した端末では、カード上に保存したゲームの読み込み速度も改善されているとのことです。対応端末であれば、内蔵ストレージの容量を圧迫せずにゲームを管理しやすくなります。

Xbox Game Passにも対応

今回のアップデートで注目されるのが、Xbox Game Passへの対応です。

Android Headlinesによると、Droid DeckではXbox Game Passに加え、PC Game Pass向けのゲームも利用できるようになったとされています。Steamのゲームだけでなく、対応するゲームパスのタイトルもプレイできるようになれば、Android端末で楽しめるPCゲームの選択肢が広がります。

こちらもSteamのゲームと同様、Proton互換レイヤーを利用して実行する仕組みとされています。ただし、ゲームパスの契約があればすべての対象タイトルを問題なく動かせるというわけではなく、個々のゲームの互換性や動作環境には注意が必要です。

今後はitch.ioのゲームにも対応予定

Droid Deckは、今後itch.ioで配信されているゲームにも対応する予定と報じられています。

itch.ioは、インディーゲームを中心に幅広い作品が配信されているプラットフォームです。対応が実現すれば、SteamやXbox Game Pass以外からもゲームを入手し、Android端末上で実行できる可能性があります。

これにより、Android向けに開発されたゲームやクラウドゲームだけでなく、PC向けインディーゲームなども楽しめるようになることが期待されます。ただし、itch.ioへの対応時期や具体的な動作条件は、現時点では明らかになっていません。

Google Playでは配信されず、GitHubから入手

Droid Deckは、現時点でGoogle Playストアでは配信されていません。アプリを試すには、GitHubで公開されているAPKファイルをダウンロードし、Android端末にインストールする必要があります。

Google Playから通常のアプリをインストールする場合と比べると、導入時に追加の操作が必要になるため、初心者にとってはややハードルが高いかもしれません。インストールする際は、配布元やファイルの内容を確認し、提供元不明のアプリのインストールに関する設定にも注意する必要があります。

また、ゲームの動作には端末の性能が大きく関係するため、導入すれば必ず快適にプレイできるというわけではありません。

それでも、普段使っているAndroidスマートフォンを携帯型PCゲーム機のように活用できる点は、Droid Deckの大きな魅力です。Steam Deckのような専用端末を別途購入せずにPCゲームを楽しめる可能性があり、Xbox Game Passやitch.ioへの対応が進めば、Android端末を使ったゲーム環境の選択肢がさらに広がりそうです。

ソース

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