
Appleは、iOS 27.1の正式版を公開しました。ただし、今回のアップデートは同社初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」専用となっており、ほかのiPhoneでは利用できません。通常のiPhoneでは引き続きiOS 27.0.1が最新バージョンとして表示されます。
Appleが機種によって異なるバージョンを配信するのは異例です。iPhone Duo固有の新機能が発売前に明らかになるのを防ぐ狙いがあった可能性も指摘されています。
iOS 27.1はiPhone Duoだけに配信
今回のiOS 27.1は、Appleから大々的な告知がないまま配信されました。しかし、すべての対応iPhoneがアップデートできるわけではなく、対象はiPhone Duoに限られています。
そのため、通常のiPhoneで設定アプリからソフトウェアアップデートを確認しても、iOS 27.1は表示されません。現時点ではiOS 27.0.1が最新バージョンとして扱われます。
報道によると、AppleはiPhone Duo以外の対応機種について、iOS 27.1を飛ばしてiOS 27.2のベータ版へ移行したとされています。機種ごとに異なるバージョンを展開する異例の対応となりました。
iOS 27.2は来週、全対応機種向けに配信か
iPhone Duoには、出荷時点でiOS 27.1がインストールされています。ただし、購入後の初期設定時には、同じiOS 27.1でも新しいビルドへのアップデートが必要になる場合があるとのことです。Appleは、このビルドをIPSWファイルとしても公開しています。
公開されたリリースノートには、具体的な内容を特定しない不具合修正が記載されている一方、セキュリティー修正は含まれていないとされています。
一方、iOS 27.2は約1カ月にわたってテストが続けられており、リリース候補版(RC)も公開されています。このRC版はiPhone Duoにも対応しているため、来週予定されている正式版の配信が始まれば、対応するiPhone全体でソフトウェアのバージョンがそろう見通しです。
iOS 27.2ではメッセージやApple Musicなどを刷新
iOS 27.2では、複数の新機能やデザイン変更が予定されています。
メッセージアプリには「Suggested Actions」と呼ばれる機能が追加されるほか、Apple Musicのアプリアイコンやデザインも更新される見込みです。また、FaceTimeのグループ通話向けに2つの映像を同時に扱う「Dual Capture」が導入され、SiriのAI機能では対応言語の拡大も予定されています。
AppleがiPhone DuoだけにiOS 27.1を配信した理由は明らかにされていませんが、折りたたみ機構に合わせた専用機能などが発売前に漏れるのを避けるためだった可能性があります。
いずれにしても、iOS 27.2の正式版が予定どおり配信されれば、今回のバージョンの違いは短期間で解消されるとみられます。今後は、iPhone Duo独自の機能がどのような形で明らかになるのかにも注目が集まりそうです。

