
発売されたばかりのPixel 11シリーズで、端末に触れていないにもかかわらず画面が勝手に点灯するとの報告が相次いでいます。原因とみられているのは、Pixelに以前から搭載されている「持ち上げて確認」機能です。Redditには、机の上に置いているだけなのに画面が点灯するというPixel 11 ProやPixel 11 Pro XLのユーザーからの報告が寄せられています。
わずかな振動や動きにも反応?
問題を報告したユーザーによると、Pixel 11 Proを机の上に置いているだけでも、何度も画面が点灯することがあるそうです。設定を確認したところ、「持ち上げて確認」を無効にすると症状が発生しなくなったとしています。
同様の報告はほかのユーザーからも寄せられています。
机の上に物を置いただけでPixel 11 Proの画面が点灯したというケースや、ソファの肘掛けに置いているだけで繰り返し画面が点灯したというケースも報告されています。Pixel 11 Pro XLでも同じ現象を経験したというユーザーがおり、車を運転中に急に方向を変えた際の動きだけで画面が点灯したという報告まであります。
さらに、以前のPixelシリーズを使っていたユーザーからは、Pixel 11では「持ち上げて確認」の反応が明らかに敏感になっているように感じるとの指摘も出ています。
こうした状況から、端末を実際に持ち上げていなくても、机などから伝わる振動やごく小さな動きを「持ち上げた」と誤認している可能性があります。
Pixel 11だけの問題とは限らない
ただし、現時点でPixel 11シリーズ固有の不具合と断定することはできません。
RedditではPixel 9 Proでも似たように「持ち上げて確認」が過敏に反応するという報告が確認されています。そのため、Pixel 11でセンサーの感度やソフトウェアの処理が変更されたのか、それとも以前から存在していた問題が新モデルでも発生しているのかは分かっていません。
「持ち上げて確認」は、端末を持ち上げるだけでロック画面を確認できる便利な機能です。一方で、必要のないタイミングで画面が点灯し続ければ、バッテリー消費につながる可能性があるほか、暗い場所などでは意図せず画面が点灯することを煩わしく感じるユーザーもいそうです。
現時点では機能をオフにするしかない
現在のところ、問題を回避する最も確実な方法は「持ち上げて確認」を無効にすることです。
ロック画面関連の設定から同機能をオフにすれば、少なくとも今回報告されているような意図しない画面点灯は防げるとみられます。ただし、その場合は本来便利な機能そのものを利用できなくなってしまいます。
今回の報告がソフトウェア側の問題であれば、今後のアップデートで改善される可能性があります。Pixel 11シリーズは発売されたばかりということもあり、初期段階で発生する細かな不具合については、今後のアップデートで修正されるケースも考えられます。
Googleは現時点でこの問題について正式な説明を行っていません。今後、同様の報告がさらに増えるのか、あるいはアップデートによって改善されるのかが注目されます。


