OPPO「Find X10」シリーズに新カメラ技術「ProXDR」搭載へ、最大17EVの広ダイナミックレンジを実現か

OPPOは、スマートフォンのカメラ性能をさらに高める新しい撮影技術「ProXDR」を発表しました。明るい部分と暗い部分が同居するシーンでも、より多くの情報を記録できることが特徴で、最大17EVという広いダイナミックレンジに対応するとしています。この技術は、9月に発表が予定されている次期フラッグシップ「OPPO Find X10」シリーズで初めて採用される可能性があります。

撮影から表示までHDR処理を最適化

ProXDRは、新しいHDRセンサー技術「DeepPix」を中心に、光の取り込みから画像処理、ディスプレイへの表示まで、カメラの処理全体を見直した技術です。OPPOによると、1枚の画像を撮影するだけで最大17EVのダイナミックレンジを実現できるとされています。

ダイナミックレンジが広がることで、逆光や夜景など明暗差の大きい場面でも、白飛びや黒つぶれを抑えやすくなります。明るい空や照明のディテールを残しながら暗部の情報も記録できるため、より肉眼で見た印象に近い写真を目指した技術といえそうです。

OPPOは、単に明暗差を広げるだけでなく、光の移り変わりを自然に表現することや、正確な色再現にも力を入れていると説明しています。

4K HDR動画にも対応、特別な設定は不要に

ProXDRは静止画だけでなく、動画撮影にも活用される予定です。フル解像度の4K HDR動画を撮影できるほか、消費電力を抑え、長時間撮影時の安定性も高めるとされています。

特徴的なのは、ユーザーがHDR専用モードを選択する必要がない点です。撮影シーンに応じて高ダイナミックレンジ処理を自動的に適用する仕組みとなっており、特別な設定を意識せずに撮影できることを目指しています。

カメラアプリも刷新へ、Find X10シリーズでの採用に期待

今回の発表では、OPPOが標準カメラアプリの刷新にも取り組んでいることが明らかになりました。これまでのカメラ技術をベースにしながら、撮影時の操作性や画像の見せ方を含めて、カメラ体験全体を見直しているようです。

ProXDRは、9月に発表されるとみられるOPPO Find X10シリーズで初めて搭載される見込みです。近年のスマートフォン市場では、高画素センサーの搭載競争に加え、HDR処理やAIを活用した画像処理の進化も重要になっています。

Find X10シリーズではカメラハードウェアの強化も予想されているだけに、新しいProXDR技術が実際の写真や動画でどの程度の違いをもたらすのか、正式発表に注目が集まりそうです。

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