
Samsungが、GoogleのWear OSではなくRTOSを採用する新型スマートウォッチを開発している可能性が浮上しました。内部ではGalaxy Aeroというコードネームで呼ばれているとされ、Galaxy Fit 4とGalaxy Watch FEの中間に位置するモデルになるとみられています。アプリの豊富さよりも、フィットネス機能やバッテリー持続時間を重視した製品になる可能性があります。
Galaxy Wearableアプリから開発の痕跡
今回の情報は、SamsungのGalaxy Wearableアプリの最新バージョンから、Galaxy Aeroの存在を示す記述が見つかったことがきっかけです。
アプリ内部には「galaxy_rtos_watch」という名称が確認されており、SamsungがRTOSを搭載する新しいスマートウォッチを開発している可能性を示しています。
RTOSはReal-Time Operating Systemの略称で、一般的なスマートウォッチ向けOSと比べて処理や機能を絞りやすく、省電力性を高められるのが特徴です。
Galaxy Fit 4とGalaxy Watch FEの中間に?
Galaxy Aeroは、SamsungのラインアップではGalaxy Fit 4とGalaxy Watch FEの間に位置する製品になると報じられています。
Galaxy Fitシリーズはフィットネスバンドに近い製品で、Galaxy Watchシリーズはアプリやスマートフォンとの連携など、より多機能なスマートウォッチという位置付けです。
Galaxy Aeroがその中間を狙うのであれば、フィットネスバンドよりも大きくスマートウォッチらしい画面や操作性を備えながら、Wear OS搭載モデルほど多機能ではない製品になる可能性があります。
Wear OSを捨ててバッテリー駆動時間を優先か
最大の特徴となりそうなのが、Wear OSではなくRTOSを採用する点です。
Galaxy WatchシリーズではWear OSを採用することで、Google Playからアプリを追加できるほか、さまざまなスマートウォッチ向け機能を利用できます。一方、RTOSは機能を限定する代わりに消費電力を抑えやすく、長時間駆動を実現しやすいというメリットがあります。
そのためGalaxy Aeroでは、Galaxy Watchシリーズよりも大幅に長いバッテリー駆動時間を実現し、1週間程度の連続使用を狙っている可能性があります。
スマートウォッチでは毎日充電する手間が不満につながることもあるため、アプリの自由度よりもバッテリー持ちを優先したモデルとして登場すれば、独自の存在感を発揮するかもしれません。
心拍数センサーなどを搭載か
搭載されるハードウェアについて詳しい情報はまだありませんが、加速度センサー、ジャイロセンサー、心拍数センサーなど、フィットネス用途で一般的なセンサー類を備えるとみられています。
一方で、ディスプレイの形状については現時点で情報がなく、円形になるのか、長方形になるのか、それとも正方形に近いデザインになるのかは分かっていません。
Samsungは2026年9月にかけて複数の新製品を投入するとみられており、Galaxy Aeroが正式発表されるのであれば、この時期が一つの候補になりそうです。
Wear OS搭載のGalaxy Watchとは異なる方向性を目指す新モデルが本当に登場するのか、そして1週間クラスのバッテリー駆動を実現できるのか、今後の情報に注目したいところです。


