PS5版「CoD: Black Ops」で不正行為が発生、Activisionが一部マルチプレイを停止

PlayStation 5向けに配信された「Call of Duty: Black Ops」と「Call of Duty: Black Ops 2」で、不正なロビーを利用したチート行為が相次いで確認されています。事態を受けて、Activisionは問題の調査を開始し、一部のマルチプレイリストを一時的に停止しました。

発売当初はPlayStation Storeの売上ランキングでも好調なスタートを切った両タイトルですが、オンライン対戦では深刻な問題が発生しているようです。

不正ロビーを利用してレベル50まで一気に到達

報告されている不具合は、「Domination」などのマルチプレイモードで発生しています。

チートが組み込まれたロビーに参加したプレイヤーは、手榴弾で自爆した後に切断するという操作を繰り返すことで、大量の経験値を獲得できるとされています。その結果、本来であれば時間をかけて到達するレベル50まで短時間で上げられるとのことです。

また、この不正行為の影響で、対戦中にプレイヤーが頻繁に出現と消失を繰り返すなど、正常なゲーム進行が妨げられるケースも報告されています。

さらに、一部コミュニティでは、レベル50のプレイヤーを倒すと自身のレベルが異常に低下する恐れがあるとの情報も共有されています。ランク表示にマイナス記号が付くケースでは、レベル1未満となり、オンラインマッチに参加できなくなる可能性も指摘されています。

Activisionは一部プレイリストを停止

Activisionは今回のチート問題について詳細な説明は行っていませんが、公式SNSでは問題を認識していることを明らかにしています。

現在は調査を進めるため、一部のマルチプレイリストを一時的に無効化している状況です。

今後、不正に獲得されたレベルや、逆に影響を受けてレベルが下がってしまったプレイヤーへの対応がどうなるかは不明ですが、一部のゲーム配信者からは、不正利用者のレベルをリセットする対応が望ましいとの意見も出ています。

旧作と同様の問題が再発した形に

「Call of Duty: Black Ops」と「Black Ops 2」のPS3版では、以前から改造メニューを利用したチートが横行していました。

特に「Black Ops 2」では、不正に経験値を獲得したり、自動照準機能(エイムボット)を使用したりするプレイヤーが問題となっていました。

PS5版ではサーバーが刷新されたことで、こうした問題が解消されることを期待する声もありましたが、結果的には旧作と似たような不正行為が再び発生する形となっています。

チート以外にも不満の声

プレイヤーからはチート問題以外にもさまざまな不満が寄せられています。

マッチメイキングに時間がかかることに加え、対戦開始後の入力遅延や通信切断が発生するケースも報告されています。

また、両タイトルは通常価格40ドルで販売され、追加コンテンツ(DLC)は別売りとなっていますが、ゲームは1080p表示にとどまり、120Hz表示にも対応していません。

そのため、一部ユーザーからは価格に見合う改善が十分に施されていないとの声も上がっています。

今回のチート問題によって、懐かしの人気FPSを現行機で楽しもうとしていたユーザーの期待に水を差す形となりました。Activisionがどのような対策を講じるのか、今後の対応が注目されます。

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