
Googleが8月に発表予定の「Pixel 11」シリーズで、TSMCの最新2nmプロセスを採用した「Tensor G6」を搭載する可能性が浮上しました。実現すれば、これまでTSMCの最先端プロセスをいち早く採用してきたAppleに先駆けて、市場初の2nmプロセス採用フラッグシップスマートフォンとなる可能性があります。
Tensor G6にTSMCの2nmプロセスを採用との情報
海外メディアによると、TSMCはすでに2nmプロセスの量産を開始しており、Googleはこの最新製造プロセスをTensor G6で採用すると報じられています。
Appleは例年、TSMCの最新製造プロセスを最初に採用する企業として知られています。しかし今回の情報が事実であれば、Googleがその一歩先を行くことになります。
Pixel 11シリーズは8月に正式発表される見込みで、一方のiPhone 18シリーズはその約1か月後の登場が予想されています。そのため、Tensor G6が2nmプロセスを採用すれば、TSMCの最新プロセスを搭載した初のフラッグシップスマートフォンになる可能性があります。
性能と電力効率の向上に期待
一般的に、半導体の製造プロセスが微細化されることで、処理性能の向上と消費電力の低減が期待できます。
Tensor G6についても、これまでのリークではCPU性能が大きく向上する一方、GPU性能は前世代からやや控えめになる可能性が指摘されていました。
今回の2nmプロセス採用が実現すれば、Tensor G6は性能だけでなく、発熱やバッテリー持続時間の改善にもつながる可能性があります。ただし、実際にどの程度の性能向上が得られるかは、正式発表を待つ必要があります。
MediaTek製モデム採用の可能性も
Tensor G6を巡っては、モデムにも変化があるとの見方が強まっています。
先日、米連邦通信委員会(FCC)の認証資料から、無線関連テストの中でMediaTekのアルゴリズムへの言及が見つかりました。
これにより、Googleがこれまで採用してきたSamsung製モデムではなく、MediaTek製モデムへ切り替える可能性がさらに高まったとみられています。
モデムの変更が実現すれば、通信性能や電力効率の改善にも期待が寄せられます。
Pixel 11は8月12日に正式発表へ
GoogleはすでにPixel 11シリーズの発表イベントの招待状を配布しており、イベントは現地時間8月12日にニューヨークで開催される予定です。
当日はPixel 11シリーズに加え、新型スマートウォッチ「Pixel Watch 5」も発表される見込みです。
Tensor G6の2nmプロセス採用が事実であれば、Googleにとって大きな技術的アピールとなる一方、Appleとの半導体競争にも新たな変化をもたらすことになりそうです。正式発表でどのような性能や新機能が明らかになるのか、注目が集まります。


