
Sony Interactive Entertainmentが、PlayStation Storeにおけるいわゆる低品質ゲームの取り締まりを強化しているとみられる中、インディー系パブリッシャーのAfil Gamesが、同社の新しい配信方針によりPS5向けタイトルの提供を終了することを明らかにしました。
配信ガイドライン厳格化で方針転換か
ブラジルを拠点とするAfil Gamesは、「PlayStationがゲーム配信に関してより厳格なガイドラインを導入している」と説明し、その影響により今後リリース予定の作品をPS5向けに提供しない方針を示しました。
同スタジオは、これまで低価格で手軽なカジュアル作品を多数展開してきたことで知られており、シンプルなゲーム性や短時間でトロフィーを獲得できる設計などが特徴とされていました。
既存タイトル900本以上も削除対象に
さらにAfil Gamesによると、これまでにリリースされた900本以上のタイトルについても、今後PlayStation Storeから順次削除される予定だとしています。これは異例の規模であり、同ストアにおけるコンテンツ整理が大きく進んでいることを示唆しています。
近年、PlayStation Storeでは大量の低品質タイトルが問題視されており、今年だけでも数万本規模の作品が削除されたとされています。今回の動きもその一環とみられます。
“量産型”ゲームへの是正の動き
Afil Gamesの作品は、完全なコピーではないものの、似た構造や素材を流用したようなタイトルが多いと指摘されてきました。いわゆる“アセットフリップ”に近い作品も含まれ、極めて簡単にトロフィーを取得できる設計も特徴のひとつでした。
こうした背景から、今回の配信制限はストア全体の品質向上を目的とした動きと受け止められています。
他プラットフォームへの展開は継続
一方で同社は、今後もMicrosoftのXbox OneおよびXbox Series、NintendoのNintendo Switch、さらにMicrosoft Store向けには新作を提供していく方針を示しています。
ストア整理はさらに進む可能性
今回のケースは一社の対応にとどまらず、PlayStation Store全体で進むコンテンツ整理の一部とみられています。ユーザー体験の改善を目的に、今後も同様の措置が続く可能性があり、デジタルストアの在り方そのものが見直されつつある状況です。


