
Appleが今後のiPhoneでカメラ機能の大幅な強化を進める可能性が浮上しています。著名アナリストのミンチー・クオ氏が最新のレポートを公開し、iPhone 18 Proシリーズに搭載されると噂される可変絞りカメラや、2028年モデルで採用が検討されている新型カメラモジュールについて言及しました。
特に注目されるのは、次世代カメラの導入によって部品コストが大幅に上昇する可能性がある点です。
iPhone 18 Proで可変絞りカメラを採用か
これまでの情報では、2026年後半に登場するとみられるiPhone 18 Proシリーズでは、メインカメラに可変絞り機構が搭載される可能性が高いとされています。
現在のiPhoneは固定絞り方式を採用していますが、可変絞りに対応することで撮影シーンに応じて取り込む光の量を調整できるようになります。これにより、背景のボケ表現や暗所撮影の品質向上が期待されています。
レンズ部品のコストは約50%上昇との見方
一方で、この新機能には相応のコスト増加が伴うようです。
クオ氏によると、iPhone 18 Pro向けの可変絞りレンズは、現行のハイエンド向け7Pレンズシステムと比較して平均販売価格が約50%高くなる見込みとのことです。
部品供給については、中国の光学メーカーである Sunny Optical が40〜50%を担当するとされており、引き続き Largan Precision が主要サプライヤーを務める見通しです。
このコスト増加がそのまま製品価格に反映されるとは限りませんが、Appleは近年メモリ価格の上昇などにも直面しており、利益率への影響は無視できないとの見方もあります。
2028年モデルでは超広角カメラも刷新へ
クオ氏はさらに、2028年に登場するiPhoneのカメラ構成についても触れています。
それによると、超広角カメラモジュールでは現在採用されている「フリップチップ実装」から、改良版の「COB(Chip on Board)」方式へ移行する計画が進められているとのことです。
フリップチップ実装は、イメージセンサーを基板上に反転して取り付ける方式ですが、COB方式ではチップを直接基板上へ実装するため、設計の自由度や小型化、熱処理性能などの面でメリットがあるとされています。
ただし、Appleが具体的にどのような性能向上を狙っているのかについては明らかになっていません。
カメラ性能強化は今後も継続か
近年のiPhoneはセンサー大型化や画像処理の進化が中心でしたが、今後はハードウェア構造そのものにも大きな変化が加えられる可能性が出てきました。
まずはiPhone 18 Proシリーズで噂される可変絞りカメラが実現するかどうかが注目されますが、その先の2028年モデルに向けてもAppleは着実にカメラ技術の刷新を進めているようです。スマートフォンの差別化要素としてカメラ性能の重要性が増す中、今後の動向にも注目が集まりそうです。

