
Samsungが7月22日に発表するとみられる「Galaxy Z Flip 8」で、長年指摘されてきたカバーディスプレイの使い勝手が大幅に改善される可能性が浮上しました。
最新のリークによると、Galaxy Z Flip 8では外側のディスプレイで通常のAndroidアプリをネイティブで利用できるようになり、これまでのようなウィジェット中心の仕様から大きく進化する見込みです。
ウィジェット中心の仕様を見直しか
これまでのGalaxy Z Flipシリーズでは、カバーディスプレイで利用できる機能が限られていました。
基本的には時計やカレンダー、音楽再生などのウィジェットが中心で、通常のAndroidアプリを利用するには、Samsungのカスタマイズツール「Good Lock」と、その追加モジュール「MultiStar」を導入する必要がありました。
そのため、多くのユーザーからは「せっかく大型化したカバーディスプレイを十分に活用できていない」との声が上がっていました。
内側と同じ感覚でアプリを利用できる可能性
韓国Naverで活動するリーカー「Lanzuk」氏によると、Galaxy Z Flip 8ではソフトウェアの仕組みが刷新され、内側ディスプレイとカバーディスプレイをシームレスに切り替えられるようになるといいます。
従来のようにウィジェットだけを表示するのではなく、通常のアプリをそのまま外画面で起動・操作できるようになり、本体を開閉しても作業を継続できる設計になると伝えられています。
これが実現すれば、メッセージの返信や地図の確認、各種SNSの利用なども、端末を開かずに完結できるようになる可能性があります。
また、このような動作は、Galaxy Z Foldシリーズが採用している内外ディスプレイ間のシームレスな切り替えに近い体験になるともされています。
Motorolaへの対抗策となる可能性も
今回の仕様変更は、折りたたみスマートフォン市場で存在感を高めるMotorolaへの対抗という側面もありそうです。
MotorolaのRazrシリーズでは以前から、カバーディスプレイでほぼすべてのAndroidアプリを利用できる仕様となっており、この点は大きな強みとして高く評価されてきました。
一方、Galaxy Z Flipシリーズはソフトウェアによる制限が多く、カバーディスプレイの利便性ではRazrシリーズに一歩譲るとの評価も少なくありませんでした。
Galaxy Z Flip 8でこの制限が解消されれば、使い勝手は大きく向上し、折りたたみスマートフォンとしての実用性もさらに高まることになりそうです。
発表は7月22日のGalaxy Unpacked
Galaxy Z Flip 8は、7月22日に開催されるSamsungの「Galaxy Unpacked」で正式発表される見込みです。
同イベントでは、Galaxy Z Fold 8やGalaxy Z Fold 8 Ultra、新型Galaxy Watchシリーズもあわせて発表されると予想されています。
現時点では今回の情報はリーク段階であり、Samsungが正式に機能を明らかにしたわけではありません。
それでも、Galaxy Z Flipシリーズで以前から課題とされてきたカバーディスプレイの制限が解消されるのであれば、シリーズ最大級のソフトウェアアップデートになる可能性があります。正式発表でどこまで実現されるのか注目されます。

