
Googleが、Chromecastシリーズのサポート体制を大きく見直したことが明らかになりました。最新のサポートページによると、今後も重要なセキュリティアップデートを受け取れるChromecastは、事実上1モデルのみとなっています。
サポート継続は「Chromecast with Google TV HD」のみ
Googleが更新したサポート情報では、「現在も重要なセキュリティアップデートを受け取っている機種」として残されているのは、2022年発売のChromecast with Google TV HDのみとなっています。
同モデルについては2027年までサポート保証が続くとされていますが、それ以外のChromecastシリーズはすでに更新対象外になった模様です。
今回、サポート終了扱いとなったのは以下のモデルです。
- Chromecast with Google TV 4K
- Chromecast Ultra
- Chromecast Audio
- Chromecast 第1世代
- Chromecast 第2世代
- Chromecast 第3世代
Redditユーザーによってこの変更が発見され、海外コミュニティでも大きな話題となっています。
初代Chromecastの不具合も前兆だった可能性
実はここ最近、初代ChromecastではYouTubeやHBO、Paramount+、Chromeブラウザなどから正常にキャストできない問題が報告されていました。
その後、一部ユーザーから「再び動作するようになった」という報告も出ていますが、今回のサポート終了情報を見る限り、旧型Chromecastの扱いは今後さらに縮小される可能性が高そうです。
Reddit上では「初代Chromecastが復活した」「まだ捨てない方がいい」といった声も上がっており、完全に利用不能になったわけではないものの、長期的な利用には不安が残る状況となっています。
Google TV Streamerへの移行を進める狙いか
Chromecastシリーズ縮小の背景には、2024年に登場したGoogle TV Streamerの存在もありそうです。
Google TV Streamerは従来のドングル型Chromecastとは異なり、据え置き型のセットトップボックスへと路線変更されています。スマートホーム連携など機能面は強化されている一方で、価格は上昇しており、「安価でシンプルなストリーミング端末」を求めていたユーザーからは不満の声も少なくありません。
そのため、今でも旧型Chromecastを使い続けているユーザーは多く、今回のサポート縮小は影響が大きそうです。
すぐ使えなくなるわけではない
もっとも、今回の変更は「即座に利用不能になる」という意味ではありません。現時点では、サポート終了対象のChromecastも通常通り動作は継続するとみられています。
ただし、今後はセキュリティ更新や新サービスへの対応が打ち切られる可能性が高く、時間の経過とともにアプリ互換性や安定性の問題が増えていくことも考えられます。
Googleから正式な大規模発表はまだ行われていませんが、Chromecastシリーズが徐々に歴史的な転換点を迎えつつあるのは間違いなさそうです。


