PlayStationアカウント乗っ取りが相次ぐ メディア関係者も被害、サポート体制の脆弱性が浮き彫りに

SonyのPlayStation Networkアカウントが不正アクセスの標的になっているとして、ここ数日で複数の被害報告が相次いでいます。著名メディア関係者も被害を受けたとされ、アカウント復旧やサポート対応の仕組みに課題があるのではないかと注目を集めています。

今回の件は単発のトラブルではなく、以前から断続的に報告されていた“アカウント乗っ取りのしやすさ”が改めて表面化した形です。

メディア関係者のアカウントも被害に

被害の一例として挙げられているのが、ゲームメディア運営者であるコリン・モリアーティ氏のケースです。同氏は自身のPlayStation Networkアカウントが乗っ取られたと明かしており、同業のポッドキャスト共演者にも関連した被害が及んだとされています。

報告によると、事前に「アカウントを狙われている」という警告を受けていたにもかかわらず、その後実際に不正アクセスが発生。乗っ取られたアカウントからは共演者に対して不審なメッセージが送られるなど、悪用も確認されたようです。

また、本人は不審なリンクを踏んだりパスワードを漏らしたりした覚えはないと説明しており、従来想定されるフィッシングとは異なる経路での侵入の可能性も指摘されています。

サポート対応と復旧の遅さも問題に

被害後、Sonyのサポートに連絡したものの、状況把握が十分ではなかったとの証言も出ています。

さらに、アカウント復旧には数週間単位の時間がかかると案内されたケースもあり、その間にクレジットカード情報が削除されるなどの対応が行われたとされています。

結果として、今回の事例では知人や業界関係者の協力によりアカウントを取り戻せたものの、一般ユーザーであれば長期間アクセスを失うリスクが高い状況だと指摘されています。

“サポート経由で突破される”手口の指摘

一部セキュリティ研究者やユーザーの間では、今回の問題は単なるパスワード漏洩ではなく、サポートシステムを悪用した手口ではないかとの見方も出ています。

報告によると、攻撃者はPSN IDや過去の取引情報(注文番号やカード末尾など)といった断片的な情報を使い、サポート窓口で本人確認を突破。その後、登録メールアドレスの変更や二段階認証の無効化を行うケースがあるとされています。

もしこの手口が事実であれば、ユーザー側のセキュリティ設定だけでは防ぎきれない構造的な問題を抱えていることになります。

広がる不安と未対応のままの現状

こうした報告は数日単位のものにとどまらず、以前から継続的にSNS上で共有されてきましたが、現時点でSonyからの公式な説明は出ていません。

最近はPlayStation関連サービスの価格改定や、PC向け展開方針の見直しなど話題が続いている中でのセキュリティ問題となっており、ユーザーの不安を一層強めています。

現状では決定的な対策は示されておらず、ユーザー側としては二段階認証の徹底やアカウント情報の管理を強化しつつ、公式の対応を待つしかない状況となっています。

via

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Xperia・Sonyゲーム不具合・バグ
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク