
PlayStation 5で、これまで見えにくかったゲームのプレイヤー数が確認できる新機能がテスト段階に入っていることが分かりました。ベータ版の「Welcome Hub」において、人気タイトルの同時接続数やプレイヤー規模に近いデータが表示される仕組みが導入されているようです。
これまでSteamでは当たり前のように見られていた同時接続プレイヤー数ですが、コンソールではこうしたデータはほとんど公開されておらず、今回の動きは大きな変化として注目されています。
Welcome Hubの刷新でプレイヤー数が表示可能に
今回の情報はYouTuberのMystic氏による解説や、海外フォーラムResetEraでのユーザー報告によって明らかになったものです。
テスト中のWelcome Hubでは、PS5での
- 直近1週間の人気ゲームランキング
- トレンド上昇中のタイトル
などが表示されるほか、それぞれのゲームにおおよそのプレイヤー数が確認できるようになっています。
これにより、従来は推測に頼るしかなかったコンソールゲームのプレイヤー規模が、ある程度可視化される形になります。
Fortniteが圧倒的首位 GTA5やMinecraftも上位に
実際に共有されたデータによると、直近7日間では「Fortnite」が約1460万人のプレイヤーを記録し圧倒的な首位となっています。
また、
- GTA V
- Call of Dutyシリーズ
- Minecraft
といった定番タイトルも、それぞれ約500万人規模のプレイヤー数を維持しているとされています。
一方で、こうした数値はあくまでWelcome Hub上の一部データであり、すべてのPS5タイトルが網羅されているわけではない点には注意が必要です。
Robloxやスポーツ系タイトルが含まれない可能性も
今回のランキングには、一部の人気タイトルが含まれていない点も指摘されています。
例えば、
- Roblox
- NBA 2Kシリーズなどのスポーツゲーム
といった非常に人気の高い作品がリストに表示されていないケースがあるようです。
このことから、ランキングの集計対象は単純なプレイヤー数だけではなく、PS Storeのデータや収益、もしくはパブリッシャー側の参加条件など、何らかの基準が関係している可能性が考えられます。
同じ顔ぶれが固定化する懸念も
一部の指摘では、この仕組みには課題もあるとされています。
人気タイトルが毎週上位を占め続けるため、新作ゲームがランキング入りするには非常に高いプレイヤー数が必要になり、結果としてランキングの顔ぶれが固定化する可能性があるというものです。
その一方で、「トレンド」カテゴリでは変動が見られる可能性もあり、新作タイトルの動きを補足する役割が期待されています。
Steamのような透明性に近づく一歩か
PCプラットフォームのSteamでは、SteamDBなどを通じて同時接続ユーザー数が広く共有されていますが、コンソールでは同様のデータは限られていました。
今回のPS5 Welcome Hubの試みは、完全な公開とは言えないものの、コンソールでもプレイヤー動向の一部が見えるようになるという点で大きな一歩といえそうです。
特にマルチプラットフォーム作品においては、SteamとPS5のプレイヤー規模を比較する材料にもなり、ゲームの人気をより立体的に把握できるようになる可能性があります。
今後の正式実装や対象タイトルの拡大によって、この仕組みがどこまで透明性を高めるのか注目されます。
