2022年の新型Xperia、と言えば春前後の発表が予想されているXperia 1 IIIの後継機、仮称「Xperia 1 IV」。
一方、ソニーは先日、スマートフォン向けの新型カメラセンサー「2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー」を発表しました。
そして今回、この技術/センサーがこの「Xperia 1 IV」で初搭載されるという噂がでてきました。
今回の情報によると、この「2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー」は次期Xperiaの4つのカメラのうちの一つに採用される、とのこと。
Weibo発、Reddit経由の情報でソースの存在と信頼性が確認できていないので噂程度の情報として受け取っておいた方が良い情報ですが、なかなか興味深い内容です。
ソニーの2層トランジスタ画素積層型CMO搭載とは?
技術的な詳細については私の理解の範囲を超えているのでここでは触れませんが、その「効果」としては従来比で約2倍となる飽和信号量を確保し、ダイナミックレンジの拡大により逆光シーンなどでも白飛びや黒つぶれが少ない写真、また、暗い室内や夜景などの暗所撮影でもノイズの少ない高画質な撮影が可能になる、とのこと。
Xperiaスマートフォンのカメラはハイエンドモデルでも撮影した画像に白飛びの報告が見られ、また、暗所撮影でのノイズ(特にオート撮影では)に関してはかなり前から他機種よりも指摘が多いという印象を受けます。
「4つのカメラ」については、先日、ESATO上のユーザーが次世代Xperiaに搭載されるカメラセンサーについて「不確実な情報」としながらも以下の4つを挙げていました。
- IMX598
- IMX766
- IMX789
- 新型 IMX、1/2.3インチ、48MP、0.9μm
上の3つは既存センサーなので、今回の情報が事実であれば、今回の2層トランジスタ画素積層型CMOイメージセンサーとなるの4つめの新型48MPセンサー、ということに。
ただ、どのセンサーも標準/広角カメラとして使えるセンサーっぽいので、今回の新型センサーがどういった役割をするかは不明です。(暗所撮影専用とか?)
ちなみにXperia 1 IVこと、次期XperiaフラッグシップにToFセンサーが継続搭載されるのかは不明ですが、もしそうだとすると同モデルには5つのカメラセンサーが搭載される、ということに。
となると、背面のカメラ周りのデザインも結構大きく変更されるような気もします。
ソース:Weibo via Reddit
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