Snapdragon 8 Elite Gen 6はSamsung製造に回帰か 2nmプロセス巡り協議継続

次世代フラッグシップ向けSoCとして注目されるSnapdragon 8 Elite Gen 6について、製造を担うファウンドリに動きがありそうです。これまでTSMCが主力パートナーとなっていましたが、ここに来てSamsungが再び有力候補として浮上しています。


QualcommとSamsung、2nmプロセスで協議継続

QualcommのCEOであるCristiano Amon氏が韓国を訪問し、Samsung幹部と会談していたことが明らかになりました。主なテーマは、次世代の2nmプロセスによるチップ製造です。

実は両社は今年初めのCESの時点でも同様の協議を行っていたとされており、今回の動きはそれが継続していることを示すものです。もしこの交渉がまとまれば、Snapdragonの最上位チップがSamsung製造に戻る可能性が出てきます。


約4年ぶりの回帰となる可能性

Qualcommは2022年頃を境に、製造パートナーをSamsungからTSMCへと移していました。これは当時、Samsung製チップにおける歩留まりや発熱問題が影響したとされています。

今回の動きが実現すれば、Samsungへの回帰は実に数年ぶりということになります。


Samsungの技術改善とコスト事情が背景に

ここに来てSamsungは、かつて指摘されていた歩留まりや発熱問題を改善し、製造面での信頼を回復しつつあると見られています。こうした技術的な進展が、Qualcommとの関係修復につながっている可能性があります。

加えて、TSMC側の製造コスト上昇も無視できない要因です。ハイエンドチップの価格が上がる中で、製造委託先の見直しは自然な流れとも言えます。


今後のフラッグシップ市場にも影響か

Snapdragon 8 Elite Gen 6は、来年のAndroidフラッグシップ機に広く採用される見込みの重要なSoCです。その製造をどの企業が担うかは、性能や電力効率、さらには端末価格にも影響を与える可能性があります。

現時点ではあくまで協議段階であり、最終決定には至っていませんが、Samsungが再び最先端Snapdragonの製造を担う展開となれば、モバイル業界における勢力図にも変化が生じそうです。

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