
Samsungの次期ソフトウェアアップデートに関する新たな動きが注目を集めています。One UI 8.5のベータ版において、Appleのファイル共有機能であるAirDropとの互換性を示す項目が確認されたとの報告があり、Galaxyシリーズの対応拡大が期待されています。
旧モデルにも広がる可能性
この機能はすでにGalaxy S26シリーズで導入されているとされますが、今回の情報によれば、さらに多くの既存モデルにも展開される見込みです。
対象として挙げられているのは、Galaxy S25シリーズをはじめ、S24、S23、S22といった従来のフラッグシップモデル、さらに折りたたみ機のGalaxy Z Fold 7なども含まれています。
One UI 8.5ベータで発見された新項目
今回の情報は、SNS上で共有されたベータ版のスクリーンショットがきっかけとなっています。Quick Shareの設定内に「Appleデバイスと共有」といった項目が一時的に表示されたという報告が複数寄せられました。
ただし、この機能はまだ実際には動作せず、後に項目自体も消えたとされており、現時点では開発初期段階にある可能性が高いとみられています。
AndroidとiPhoneの垣根が低くなる可能性
AirDropは、インターネット接続を必要とせずにデバイス間でファイルを高速転送できる機能として広く知られています。一方、Android側にもQuick Shareという類似機能がありますが、これまでは異なるプラットフォーム間での直接共有には対応していませんでした。
状況は徐々に変わりつつあり、GoogleはすでにQuick Shareを拡張し、iPhoneとの連携を可能にする取り組みを進めています。今回のSamsungの動きも、その流れに沿ったものといえそうです。
ベータプログラムは対象拡大中
One UI 8.5のベータプログラムはすでに複数のGalaxyデバイスで展開されており、対応機種は今後さらに増える見込みです。参加はSamsung Membersアプリから申し込み可能となっています。
メッセージアプリ刷新の動きも
なおSamsungは最近、自社製メッセージアプリの提供を終了し、Google Messagesへの移行を推奨する方針も発表しています。RCS対応など、よりモダンな通信機能の普及を進める狙いがあるとみられます。
今回のAirDrop互換機能が正式に実装されれば、iPhoneとAndroid間のファイル共有は一気に身近なものとなります。エコシステムの垣根を越える動きとして、今後の展開に注目が集まりそうです。

