
Googleのスマートウォッチ「Pixel Watch」シリーズで、サイクリング中のワークアウトが正常に保存されない不具合が一部ユーザーの間で報告されています。
運動後に心拍数などのデータは記録されているにもかかわらず、アプリ上や本体側にワークアウト履歴が残らないケースがあり、特に自転車移動を日常的に行うユーザーから困惑の声が上がっています。
サイクリング中のデータが途中で欠落するケース
報告によると、問題は主にサイクリングのワークアウトで発生しているようです。
たとえばReddit上のユーザーのケースでは、通勤時に2区間に分かれた自転車移動を行っており、前半は連続走行、後半は信号待ちでの停止と再開を繰り返す状況だったといいます。
自動一時停止(オートポーズ)機能を有効にしていたものの、最終的にワークアウトを終了すると前半部分のデータのみが保存され、後半の走行記録が消えてしまう現象が発生したとのことです。
一方で、運動負荷(カーディオロード)は増加しているため、完全に記録が失われているわけではなく、表示上の不整合が起きている可能性が指摘されています。
FitbitやStravaにも記録が残らない事例
Pixel Watch 4のユーザーからは、ワークアウト終了時に「おめでとう」といったサマリー画面が表示されるものの、その後画面が正常に読み込まれず、ホーム画面に戻ってしまうという報告もあります。
その結果、スマートフォン側のFitbitアプリやStravaなどの連携サービスを確認しても、該当するワークアウトデータが存在しない状態になるケースがあるようです。
発生頻度は常にというわけではないものの、繰り返し起きていることから一部ユーザーの不満が高まっています。
同期エラーが原因の可能性も
Googleのプロダクトエキスパートによると、この問題はPixel WatchとFitbitクラウド間の同期エラーが原因である可能性があるとされています。
対処法としては、以下のような手順が案内されています。
・スマートフォン側でFitbitアプリのキャッシュを削除
・Pixel Watch側でFitbitの強制停止とキャッシュクリア
・ウォッチのFitbitアプリを再インストール
・スマートフォン側でバックグラウンド通信を有効化
それでも改善しない場合は、端末の初期化(工場出荷状態へのリセット)が推奨されており、最終的にはハードウェア起因の可能性も否定できないとされています。
スマートウォッチの安定性への不安も
今回の不具合は一部ユーザー環境での発生とみられますが、ワークアウト記録という重要な機能に関わるため影響は小さくありません。
スマートウォッチは健康管理デバイスとしての役割が強まっているだけに、こうした記録の不安定さはユーザー体験に直結する課題と言えそうです。
今後のソフトウェアアップデートでの改善が期待されます。

