Xiaomi、メモリ高騰によるスマホ価格への影響を明かす スマホ1台あたり約3.4万円のコスト増

スマートフォン価格の上昇が続く中、その要因のひとつとされるメモリ価格高騰について、Xiaomiが具体的な数値を明らかにしました。これまで断片的に語られてきた「DRAM危機」の影響が、実際の製造コストにどの程度及んでいるのかが見えてきています。

メモリだけで約1500元のコスト増

Xiaomiの幹部によると、2025年第1四半期と比較して、12GBメモリと512GBストレージの構成では、部品コストが約1500元(約3万4500円)も増加しているとのことです。

これはスマートフォン1台あたりのコスト増としては非常に大きく、同クラスの製品では価格転嫁が避けられない水準といえます。例えばRedmi Note 15 Pro+のようなモデルでも、従来より大幅な値上げが必要になる可能性があります。

上位構成ではさらに大きな負担に

さらに、16GBメモリと1TBストレージといった上位構成では、これ以上にコスト増が拡大しているとされます。具体的な金額は明かされていませんが、メモリおよびストレージの価格上昇が想定以上であることが強調されています。

この影響を受け、Redmiブランドの一部モデルでは、中国市場において価格改定が実施される予定です。対象にはRedmi K90 Pro MaxやRedmi Turbo 5、Redmi Turbo 5 Maxなどが含まれています。

価格は今後下がる可能性もあるが時期は不透明

Xiaomiは、メモリ価格が落ち着けば端末価格も引き下げる方針を示しています。ただし、DRAM価格の正常化時期については見通しが分かれており、2028年ごろに下落するとする見方がある一方で、2030年頃まで供給不足が続く可能性を指摘する声もあります。

価格動向は、生産能力の拡大だけでなく、AI分野の需要にも大きく左右されるとされています。特にOpenAIのようなAI企業による高性能メモリ需要の増加が、今回の価格高騰の背景にあるとみられています。

スマホ価格上昇はしばらく続く可能性

今回の具体的な数値からは、スマートフォン価格の上昇が一時的なものではなく、構造的な問題であることがうかがえます。

1台あたり数万円規模のコスト増という状況では、メーカー側がすべてを吸収するのは難しく、最終的には販売価格への反映が避けられない状況です。

メモリ価格の動向が落ち着くまでは、スマートフォンの価格上昇トレンドが続く可能性が高く、ユーザーにとっても購入タイミングの見極めがこれまで以上に重要になりそうです。

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