
MMD研究所が2026年2月1日~2月5日にかけて、18歳~69歳の男女40,000人を対象に実施した「スマートフォンOSシェア調査」の結果から、Android端末のシェア動向において興味深い傾向が明らかになりました。本記事ではAndroidに焦点を当て、その特徴を整理します。

まず、全体のAndroidユーザーにおけるシリーズ別シェアでは、AQUOSが25.9%とダントツの1位を獲得しました。2位のXperia(16.3%)、3位のGoogle Pixel(16.2%)は、ほとんど差がない僅差で並んでおり、実質的には2位争いが拮抗している状況です。
世代別で異なる勢力図

年代別に見ると、Android市場の構図は大きく異なります。
- 10代・20代:Google Pixelがトップ
- 30代~60代:AQUOSがトップ
この結果から、Pixelは若年層ほどシェアが高い傾向が明確に見て取れます。特に10代では25.7%と高い支持を得ており、若者の間での存在感は非常に大きいと言えるでしょう。
一方で、AQUOSは年齢層が上がるほどシェアが高くなる傾向が見られ、50代では28.7%、60代でも27.8%と非常に高い水準を維持しています。中高年層を中心に強固な支持基盤を築いている点が特徴です。
Xperiaは若者に弱く、今後に課題
注目すべきはXperiaのポジションです。全体では2位につけているものの、年代別で見ると**若年層での順位が低く、10代では4位(10.0%)**にとどまっています。20代でも3位に位置しており、若者からの支持が強いとは言えない状況です。
将来シェアの見通し
今回の調査結果から読み取れる最も重要なポイントは、世代ごとの支持傾向です。
現在のように、
- 若年層 → Pixel中心
- 中高年層 → AQUOS中心
- Xperia → 全体で中位だが若年層で弱い
という構図が続いた場合、将来的に若年層がそのまま年齢を重ねることで、シェア構成は大きく変化する可能性があります。
特に、若年層での存在感が薄いXperiaは、今後のシェア縮小が懸念される状況です。AQUOSも現時点では強いものの、若年層への浸透が弱いままでは、中長期的にシェアを維持するのは難しくなる可能性があります。
まとめ
Android市場では、
- AQUOSが圧倒的首位
- XperiaとPixelは僅差で競り合い
- Pixelは若者に強く、AQUOSは年配層に強い
- Xperiaは若年層で苦戦
という構図が鮮明になりました。
今後のシェア争いは、若年層の獲得がカギとなることは間違いありません。特にXperiaにとっては、ブランドの将来を左右する重要な局面にあると言えるでしょう。

