
ソニーのXperia 5シリーズで以前から知られている、ディスプレイに緑やピンクの縦線が表示される不具合について、当サイトでは改めて発生傾向を調査しました。長らく指摘されてきた問題ですが、どの世代で特に多く発生しているのかを明らかにするのが今回の目的です。
なお、Xperia 5シリーズは2023年発売のXperia 5 Vを最後に新モデルが登場しておらず、現時点では事実上シリーズが終了した状態となっています。
調査結果 旧世代に発生が集中

ユーザーアンケートの結果は以下の通りです。
・Xperia 5 IIおよび初代Xperia 5が39.9%
・Xperia 5 IIIが27.3%
・Xperia 5 IVが25.9%
・Xperia 5 Vが7%
回答数は143票で、初代からXperia 5 IIIまでの旧モデルに発生が集中していることが明確になり、結果初代からIVの4世代が全体の9割以上を占めるという結果に。一方で、最終モデルとなるXperia 5 Vでは割合が大きく低下しています。
Xperia 5 Vでのディスプレイ変更が影響か
Xperia 5 Vでは、従来モデルからディスプレイ仕様が見直されています。ベゼルが太くなった点や画質面での変化については、ユーザーから否定的な意見も少なくありませんでした。
しかし今回の結果を見る限り、こうした仕様変更が不具合の発生率低下に寄与している可能性があります。従来の設計から一部方向転換を行ったことで、耐久性や安定性が向上したと考えることもできそうです。
経年による影響も考慮が必要
この不具合は、使用開始から一定期間経過後に発生するケースが多いとされています。そのため、発売から時間が経過している旧モデルほど報告が増える傾向にある点には注意が必要です。
また、使用環境や個体差などの要因も影響する可能性があり、単純に世代差だけで全てを説明できるわけではありません。
シリーズ終了とともに見えた傾向
今回の調査によって、Xperia 5シリーズの縦線不具合は旧世代ほど発生が多く、最終モデルでは大きく減少している傾向が確認できました。
すでにシリーズ自体は事実上終了している状況ですが、こうした問題の傾向を振り返ることで、今後のXperiaシリーズ全体の設計方針を読み解く手がかりになるかもしれません。信頼性とデザインのバランスをどう取るのか、今後の動向にも注目が集まります。

