
SamsungのGalaxyスマートフォンにおいて、Googleが配信するGoogle Playシステムアップデート適用後に再起動ループに陥る不具合が、海外掲示板やSNS上で相次いで報告されています。現時点では公式なアナウンスは確認されていませんが、複数機種で発生している可能性があり、注意が必要です。
アップデート後に起動不能に陥るケース
今回報告されている問題は、Google Playシステムアップデート適用後に端末を再起動すると、起動と再起動を繰り返すいわゆるブートループ状態に入ってしまうというものです。
発端となった報告では、日本向けキャリア版のGalaxy S23 Ultraに配信された約66MBのアップデート適用後、再起動時にループが発生。数回の再起動を繰り返すことで最終的に起動はするものの、アップデート自体は適用されていない状態に戻るとされています。
また、再度アップデートを試みると同様の症状が再現するとの指摘もあり、根本的な解決には至っていないようです。
複数のGalaxy機種で同様の報告
この問題は特定の機種に限られたものではない可能性があります。ユーザー報告によると、以下のような複数モデルで類似の現象が確認されています。
- Galaxy S23 Ultra
- Galaxy S24 Ultra
- Galaxy S25 Ultra
- Galaxy S25 Edge
- Galaxy Z Fold 7
一部のケースでは、S24 Ultraで約77MBのアップデート適用後に同様の不具合が発生したとの報告もあり、配信サイズが異なる複数のパッチで問題が起きている可能性もあります。
自動復旧するケースもあるが再発の可能性
興味深い点として、多くのユーザーが「数回の再起動後に正常起動へ戻る」と報告しています。この際、端末側の保護機能が働き、問題のあるアップデートが自動的にロールバックされている可能性が指摘されています。
また、一部ユーザーは電源ボタンと音量アップボタンを同時に押す操作で復旧したとしていますが、すべての端末で有効かは不明です。
なお、Samsung Membersアプリ上ではブートループ検出とエラーログ生成が行われるケースもあり、ユーザーからのログ送信が問題解決に役立つ可能性があります。
現時点では様子見が無難か
現段階では不具合の発生範囲や原因は明確になっておらず、公式な修正対応も発表されていません。ただし、少なくとも複数機種・複数地域で類似報告が上がっていることから、一定の再現性があるトラブルと見られます。
そのため、該当するGoogle Playシステムアップデートが配信されている場合でも、すぐに適用せず様子を見るという判断も一つの選択肢となりそうです。特に業務用途などで端末の安定性が重要な場合は、慎重な対応が求められます。

