
Motorolaの新型フォルダブルスマートフォンRazr Foldが、カメラ評価機関DXOMarkで164点を獲得しました。これは同機関がこれまでテストした折りたたみ型スマートフォンの中で最高スコアとなります。
さらに注目すべきは、少し前に発表された同社の新フラッグシップMotorola Signatureも同じく164点を記録している点です。Motorola製スマートフォンとしては過去最高となる世界ランキング6位に入り、同社のカメラ評価は明らかに新たな局面を迎えています。
折りたたみ型で圧倒的トップスコア

Razr Foldの164点は、従来トップだったHONOR Magic V5の150点を大きく上回る結果です。フォルダブル端末は構造上カメラに制約が生じやすいカテゴリーですが、その常識を覆すスコアとなりました。
北米市場全体でも上位にランクインしており、単なるカテゴリートップにとどまらない実力を示しています。
もっとも、DXOMarkはすべてのスマートフォンを網羅的に評価しているわけではありません。それでも、Motorolaのフォルダブル第一世代としては極めてインパクトのある結果といえるでしょう。
トリプル50MPの本格カメラ構成
Razr Foldは3つの5000万画素カメラを搭載しています。
メインカメラはSonyのLYTIAセンサーを採用し、F1.6の明るいレンズを組み合わせています。3倍ペリスコープ望遠もLYTIAセンサーで、焦点距離は71mm相当、最大100倍のスーパーズームに対応します。
さらに超広角も5000万画素、12mm相当・122度の広い画角を備えています。フォルダブル機でありながら、通常のフラッグシップと同等クラスの構成を実現している点が評価につながったと考えられます。
PANTONE連携で色再現が大幅改善
近年のMotorola端末で大きく変わったのが色再現です。同社はPANTONEとのパートナーシップを強化し、色味のチューニングを刷新しました。
従来のMotorolaはカメラ性能が突出して高評価を得るタイプではありませんでしたが、最新世代では自然で精度の高い発色を実現。人物の肌色や空のグラデーションなど、細かな色表現が大きく改善しています。
Signatureと並び一気に評価上昇
今回のRazr Foldに加え、フラッグシップモデルのMotorola Signatureも164点を獲得し、同社史上最高となる6位にランクインしました。
これまでMotorolaはデザインやソフトウェア体験で評価される一方、カメラ性能では他社ハイエンドに一歩譲る印象がありました。しかし、2026年モデルからは明らかに潮目が変わりつつあります。
フォルダブルとストレート型フラッグシップの両方で高評価を獲得したことは偶然ではないでしょう。今年のMotorolaは、カメラ面でも本格的に勝負に出てきたと見ることができそうです。


