シャオミ、POCO X7 Proに異例の早さで2月分セキュリティパッチを配信 深刻な脆弱性が理由か

シャオミが、2026年2月分となるAndroidセキュリティパッチの配信を異例の早さで開始しました。まだ1月下旬というタイミングでの提供は極めて珍しく、GoogleのPixelシリーズやSamsungよりも先行する形となります。今回のアップデートは、重大な脆弱性への対処を目的とした緊急対応と見られています。

POCO X7 Pro向けに先行配信、Android 16ベースで展開

今回のアップデートは、POCO X7 Proに対して提供が始まっており、中国ではRedmi Turbo 4として販売されているモデルです。現在確認されている配信地域は、欧州(EEA)、台湾、ロシアの3地域となっています。

それぞれのビルド番号は以下の通りです。

  • 欧州(EEA):OS3.0.5.0.WOJEUXM
  • 台湾:OS3.0.5.0.WOJTWXM
  • ロシア:OS3.0.5.0.WOJRUXM

いずれもAndroid 16をベースにしたXiaomi HyperOSが採用されており、地域ごとのROMでほぼ同時に配信されている点からも、シャオミのアップデート体制の迅速さがうかがえます。

配信時期から見える緊急性、音声関連の脆弱性が背景か

通常、月例のセキュリティパッチは該当月の初週前後に配信されることが多く、1月26日時点で2月分パッチが提供されるのは極めて異例です。このことから、単なる前倒しではなく、早急な対応が必要な問題が存在していた可能性が高いと考えられます。

開発者コミュニティなどでは、Qualcomm製チップセットを採用した一部端末において、音声ドライバーに関する深刻なセキュリティ上の脆弱性が指摘されていました。公式の更新内容では「システムのセキュリティを向上」とのみ記載されていますが、配信タイミングを考えると、この問題への対策が含まれている可能性は高そうです。

セキュリティ対応の速さが際立つシャオミの姿勢

今回のアップデートは、結果的にシャオミが主要メーカーの中で最も早く2026年2月分セキュリティパッチを提供した形となりました。Android 16への移行と並行しつつ、脆弱性への対応を迅速に行う姿勢は、同社のソフトウェアサポートに対する評価をさらに高めるものと言えそうです。

今後、POCO X7 Pro以外の対応機種や、他地域への展開がどの程度のスピードで進むのかにも注目が集まりそうです。

ソース

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