
OPPOが次期Renoシリーズの準備を進める中、中国で公開されたReno15cの情報から、インド向けに登場予定のReno15の姿が徐々に見えてきました。Renoシリーズはデザイン性とカメラ性能を軸にしたプレミアムミッドレンジとして人気を集めていますが、次のReno15は内部仕様が大きく変わる可能性があります。
Snapdragon 7 Gen 4を採用か 前モデルからの大きな転換
今回のReno15の最大の変化は、搭載チップセットの刷新です。Reno14が採用していたMediaTek Dimensity 8350から離れ、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 4へと切り替える見込みです。
性能差自体は大幅ではないものの、熱制御やGPUの安定性では優位という声もあり、ゲームや負荷の高いアプリでの動作がより滑らかになることが期待されています。
ディスプレイや筐体は継続路線
ディスプレイは6.59インチ・1.5K解像度のOLEDに120Hzリフレッシュレートという構成で、Reno14から大きな変更はないようです。アルミ合金フレームやIP69相当の防塵防水も引き続き採用される可能性が高く、デザインと耐久性のバランスは従来通りとなりそうです。
カメラ構成はほぼ同じでも完成度は高い
カメラ構成も基本は踏襲される見込みです。
・50MP Sony LYT-600(メイン)
・8MP 超広角
・50MP 望遠(3.5倍光学ズーム)
・50MP セルフィー
Reno14のカメラ性能はすでに高評価を得ているため、大きな構成変更がなくても十分満足できる品質が期待できます。
バッテリーが6,500mAhに大幅増量 80W充電は継続
今回のReno15で最もわかりやすい進化がバッテリー容量です。
Reno14の5,000mAhから一気に6,500mAhへと増量されており、同じ80W急速充電を維持します。
この組み合わせなら、一般的な使い方で丸1日以上の余裕は十分に見込めるはずです。最近は7,000mAhモデルも増えていることを考えると、OPPOが容量強化に踏み切るのも自然な流れといえます。
ストレージ構成やカラーバリエーション
中国のReno15cでは12GB+256GB/12GB+512GBという構成が確認されており、インド版も同様のラインナップとなる見通しです。OSはColorOS 16を搭載。
カラーバリエーションはAurora Blue、College Blue、Starlight Bowが存在しますが、インド市場向けに色味の調整が入る可能性もあります。
Reno15は待つべきか?
現時点の情報がそのまま反映されるなら、Reno15はReno14の弱点とされていたポイントをきっちり補ってくるモデルになりそうです。特に性能面とバッテリーの強化は、日常使用でも体感しやすい改善です。
総じて、次のミッドレンジ機を検討しているなら、Reno15を待つ価値は十分あるといえます。

