Galaxy S22シリーズ、ついに最後の大型アップデート配信開始 ― Android 16ベースの「One UI 8.0」登場

サムスンは、2022年発売のフラッグシップモデル「Galaxy S22」シリーズ向けに、Android 16をベースとした最新ソフトウェア「One UI 8.0」の配信を開始しました。最初にアップデートが始まったのはヨーロッパ地域で、ファイルサイズはおよそ3.17GB。今後数日以内に他の地域にも順次展開される見込みです。


Galaxy S22シリーズにとって“最後のメジャーアップデート”

今回のアップデートは、Galaxy S22/S22+/S22 Ultraにとって最後のAndroidメジャーアップデートとなります。サムスンはこのシリーズに対し、発売当初から「4回のOSアップデート」を保証しており、Android 16がその最終版というわけです。
なお、来年には機能追加を中心とした「One UI 8.5」の配信も予定されていますが、Android 17(One UI 9)へのアップデートは提供されない見通しです。


One UI 8.0の新機能 ― 進化したブラウザや「Now Brief」も

One UI 8.0では、Android 16の新機能に加えて、サムスン独自の改良が多数盛り込まれています。
中でも注目は、ホーム画面上で最新情報を一目で確認できる**「Now Brief」機能の追加と、デザインを一新したSamsung Internetブラウザ**。
さらに、Quick Shareの使い勝手改善ロックスクリーンのカスタマイズ強化分割画面(Split Screen)の最適化Secure Folderのセキュリティ強化DeXモードの改良など、細部にわたってユーザー体験を向上させるアップデートが行われています。


配信は段階的に進行、すぐに届かない場合も

アップデートは段階的に展開されるため、対象地域であってもすぐに配信されない可能性があります。サーバー負荷を分散させるため、数日から数週間のずれが生じることもあります。
バージョン番号は「S90xBXXUIGYI7」で、Wi-Fi環境下でのダウンロードが推奨されています。


2022年に登場したGalaxy S22シリーズは、今回のアップデートでサムスンの長期サポートポリシーを完遂することになります。最新のOne UI 8.0によって、発売から3年を経た今もなお、使い心地が大きく進化する点は特筆に値します。今後はセキュリティパッチを中心としたメンテナンス更新が続く予定です。

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