
Xiaomiの次期ハイパフォーマンス機「Redmi K90」とみられる端末がGeekBenchのデータベースに姿を現し、テックファンの間で大きな話題となっています。シリーズ伝統の“フラッグシップ級性能を手の届く価格で”というコンセプトをさらに進化させる存在になりそうです。
Snapdragon 8 Elite搭載で圧倒的なスコア

今回「2510DRK44C」というモデル番号で登録された端末には、最新のQualcomm Snapdragon 8 EliteとAdreno 830 GPUが搭載されているとみられます。ベンチマークではシングルコアで最大3,080点、マルチコアで9,382点という非常に高いスコアを記録。ゲームやマルチタスクも余裕でこなす、まさに“性能モンスター”と呼べる仕上がりが期待できます。
16GBメモリと100W急速充電に対応
リークによれば、メモリは最大16GBを搭載し、ハイエンド並みの余裕ある環境を実現。さらに中国の3C認証をすでに通過しており、最大100Wの有線急速充電に対応することも判明しています。バッテリー容量は未公表ですが、充電速度だけでも十分に強力な魅力と言えるでしょう。
中国先行発売、グローバルはPOCOブランドで
これまでのKシリーズ同様、Redmi K90はまず中国市場で登場する見込みです。その後、海外向けにはPOCOブランドに切り替え、「POCO F8 Pro」として発売される可能性が高いと見られます。コストパフォーマンスを重視するユーザーにとっては、待望の1台となりそうです。
想定される価格帯
公式価格はまだ発表されていませんが、Snapdragon 8 Eliteや16GB RAMといった仕様を踏まえても、Kシリーズの伝統に沿った攻めの価格設定が予想されます。中国市場では約450~550ドル(日本円でおよそ7万円前後)からスタートする可能性が高く、他のハイエンド機と比べても抜群の競争力を持つと考えられます。
総合評価
今回のベンチマーク情報から、Redmi K90(POCO F8 Pro)は性能・充電速度・価格の三拍子を揃えた「次世代のフラッグシップキラー」になる可能性が一層高まりました。正式発表はまだ先ですが、続報を待ち望む声は世界中で強まっています。