
サムスンが年内に投入予定の新型タブレット「Galaxy Tab S10 Lite」の仕様や価格がリークされました。プレミアムモデルの「Galaxy Tab S11」シリーズと並行して展開される予定で、より手の届きやすいミドルレンジモデルとして登場します。
IFAで発表の可能性、10.9インチディスプレイを搭載
リーク情報によれば、Galaxy Tab S10 Liteは9月のIFAで正式発表される可能性が高いとみられています。
ディスプレイは10.9インチのFHD+液晶で、リフレッシュレートは90Hz、タッチの応答速度は26.2msとされています。上位モデルよりベゼルは太めですが、筐体は金属製で質感は確保される見込みです。

本体サイズは厚さ6.6mm、重量は524g。さらに、microSDカードスロット、USB 3.2 Type-Cポート、Dolby Atmos対応のデュアルスピーカーも備えています。
Exynos 1380を採用、7年のアップデート保証
内部仕様では、2023年に登場したサムスン独自のミドルレンジチップ「Exynos 1380」を搭載。メモリは最大8GB、ストレージは最大256GBをサポートし、5G対応モデルも選択可能です。
カメラは背面8MP、前面5MPというシンプルな構成。OSはAndroid 15ベースのOne UI 7で、7年間のソフトウェアアップデートが提供されるとされています。
価格設定は399ユーロから
欧州での予想価格は以下の通りです。
- Wi-Fiモデル(6GB RAM / 128GB):399.99ユーロ
- 5Gモデル(6GB RAM / 128GB):459.99ユーロ
- Wi-Fiモデル(8GB RAM / 256GB):469.99ユーロ
- 5Gモデル(8GB RAM / 256GB):529.99ユーロ
この価格設定からも、Galaxy Tab S10 Liteは上位モデルとの差別化を図りつつ、コストパフォーマンスを重視したタブレットとして展開されることがわかります。
手頃な価格で長期サポートが魅力
Galaxy Tab S10 Liteは、最新世代のタブレットとしては手頃な価格帯に設定されていながら、金属ボディや90Hzディスプレイ、7年のアップデート保証など、ユーザーにとって安心できるポイントを備えています。正式発表の場では、アクセサリー展開や販売地域についても明らかになるとみられ、注目が集まりそうです。