Samsungが準備を進めているとみられる新型ミッドレンジスマートフォン「Galaxy F36 5G」の実機画像とスペック情報が、Google Play Console上に登場しました。これにより、本機の外観と主要仕様の一部が初めて明らかになっています。
Google Play Consoleで画像とスペックが判明
今回発見されたGoogle Play Consoleのリストには、「Galaxy F36 5G」の外観画像に加え、搭載チップセットやディスプレイ仕様、メモリ構成といった主要スペックが掲載されていました。また、Galaxy F36は「Galaxy M36 5G」や「Galaxy Jump 4」とともに「Google Play対応端末リスト」にも追加されています。

外観については、水滴型ノッチを採用したディスプレイを引き続き採用していることが確認できます。背面左上には縦型に並ぶカメラモジュールが配置されており、LEDフラッシュとともに2つのカメラが一体となって設置され、その下にもう1つ独立したセンサーが搭載されている構成です。側面には音量ボタンと電源キーが配置されています。
スペック概要:Exynos 1380搭載、Android 15採用
Google Play Consoleの記載によると、Galaxy F36 5Gは解像度1080×2340(FHD+)、450ppiの高精細なディスプレイを備え、プロセッサにはSamsung製「Exynos 1380」(モデル番号:s5e8835)を搭載。メモリは6GB、OSは最新のAndroid 15がプリインストールされています。
なお、上記以外の詳細な仕様はまだ明らかになっていません。
F36・M36・Jump 4は実質同型?コードネームも一致
今回Google Playに追加されたGalaxy F36、M36、Jump 4の3モデルは、それぞれ「SM-E366B」「SM-M366B」「SM-M366K」という型番を持ちながらも、共通して「m36k」というコードネームで登録されていることが確認されています。これは、3機種が実質的に同一端末のリブランド版である可能性を示唆しています。

ちなみに、Galaxy F36は今月中にインド市場で発売される見込みで、これまでのFシリーズと同様にFlipkartでの独占販売が想定されています。一方、Galaxy M36はAmazon経由で提供され、他地域への展開も計画されている可能性があります。Galaxy Jump 4に関しては、引き続き中国市場向けの限定モデルとなる見通しです。
正式発表はまだ先ながら、すでに複数の認証機関データベースに名前が現れ、今回のGoogle Play Console登場によって実機画像まで公開されたGalaxy F36 5G。ミッドレンジ帯ながら、最新OSや6GBメモリ、独自設計のカメラユニットなど注目点も多く、今後の発表と展開地域に注目が集まります。