SONY BEND STUDIO、約30%の人員削減を実施──新プロジェクト立ち上げ中

PlayStation向けに多くの人気タイトルを手がけてきたソニー・ベンドスタジオが、先頃スタッフの約30%にあたるおよそ40名をレイオフしたことが明らかになりました。今年初めにライブサービス型ゲームプロジェクトが中止されたことに伴う措置とみられています。

ライブサービス中止の余波か

BloombergのJason Schreier記者によると、ソニー・ベンドは今年初めに進めていたライブサービスゲームの開発をキャンセル。その延期・中止の余波として、今回の人員整理が行われた可能性が高いといいます。記者はまた、プロジェクト中止以降、新たなゲーム開発に向けた体制づくりを進めているとも報じています。

最新作は2019年の『Days Gone』──リマスターのみ現世代機向けに

ソニー・ベンドが開発した最新のフルプライス新作は、2019年リリースのオープンワールドアクション『Days Gone』です。PlayStation 5世代では、この『Days Gone』のリマスターバージョンが唯一の現世代向けタイトルとしてリリースされました。その他進行中だった企画はキャンセルされるケースが相次いでおり、スタジオにとって厳しい状況が続いています。

新プロジェクトへの期待と今後の展望

ソニー内でもInsomniac GamesやSucker Punchといった他のファーストパーティスタジオはPS5向けに複数タイトルを発表・発売している一方、ソニー・ベンドは新作の発表が長らく途切れたままです。しかし今回の組織再編は、同スタジオが次なる大作に向けて体制を再構築するための布石とも受け取れます。

かつて『Resistance Retribution』や『Syphon Filter』シリーズなどでPlayStationタイトルの一翼を担ってきたソニー・ベンド。新プロジェクトの詳細は未発表ですが、ユーザー待望の次世代向け大作がどのようなものになるのか、続報を心待ちにしたいところです。

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